菅原千春の空を見上げて~2012年10月30日 - 牡牛座の満月~

日本時間10月30日、牡牛座で満月が起ります。

11月の満月の呼び名は「ビーバー・ムーン」、ネイティブアメリカンたちがビーバーを捕える罠を仕掛ける時期だから。または、ビーバーが冬のダム造り(巣作りの一種)に掛かりきりになるからと言うふたつの説があるそうです。

他には「フロスト・ムーン(霜月)」とも呼ばれるそうで、こちらの呼び名のほうがロマンチックな響きで、私は好きですね。

世界中の人類の歴史を見ても、どの国でも数千年もの昔から、人々は月の満ち欠けを頼りに狩猟や農作物の種まきと収穫などの時期を決めて来た。

太古の昔から、私たちに様々なインスピレーションを与えて来た満月の夜を意識して、ステキな夜を過ごしてみませんか?

満月は月の引力が最も強くなり、地球とそこに住む私たちをはじめとする全ての生物と植物や自然にいろいろな影響を与えます。

この日は体への吸収力も、私たちの感情も大きくなる傾向にあるので、食べ過ぎ飲み過ぎに気を付け、感情的にならず、穏やかに過しましょう。ケンカはNGね!

この何でも大きくしてしまう、月の引力を利用して楽しい満月の夜を過ごすアイデアをご紹介します。

この満月は牡牛座で起こり、牡牛座の守護星は金星。美と愛の女神・アフロディーテが司る星ですから、美を追求するに相応しい日ですよ。

体への吸収力が高いこの日は、それを見方にお肌の水分補給や美容液マスクなどのパックが効果的!

また、金星を守護星に持つ牡羊座の特徴の「五感」。

この満月は見る(観る)、聞く(聴く)で音楽や美術や芸術を楽しんだり、嗅ぐ、味わうなどの味覚を楽しむことにも適しています。
残るは触れるですが、肌触りの良さや肌のふれ合いへの心地良さを追求する。肌触りの良い衣服や寝具を購入したり、スパでのマッサージを受けるなどして過すのもいいですね。

満月のキーワードは「実り」、ちょっぴり贅沢な自分へのご褒美、スパやお買い物などをして過すのもいいですね。

新月へと向って欠けて行くこの満月に手放したい感情を預けてみませんか?

月は感情を司り、満月から新月へは浄化のサイクルです。牡牛座の満月ですから、無駄な所有欲(物質欲)や独占欲(嫉妬心)を手放すことに向いています。

牡牛座の満月は私たちに穏やかさや粘り強さ、ゆるぎない価値観や物質的な豊かさを引き寄せる力を与えてくれます。

満月は新月とは違い、新しいことを始めるよりも、これまでを振り返ったり、見直したりすることに向いています。無駄なものを解放し、ゆるぎない価値観と豊かさを引き寄せる牡牛座の月を味方に「理想の生活」に向け、何が必要か不必要かなどを見極める判断力もサポートします。

浄化とデトックスのサイクルに入りますから、ダイエットやマスタークレンズを始める日にも適していますよ。

満月の日は気の合う仲間と美味しいものを食べて、楽しいおしゃべりやカラオケを楽しむなどして過すのも運気を上げてくれますよ。何もプランのない方は、牡牛座のキーワードのひとつ「ゆっくり」過すというのもいいですね。

新月アファメーションを書いた方はぜひ願いごとリストを読み返してみて。叶っていない場合も願いが叶いつつある前兆をみつけて感謝しましょう。

満月でパワーストーンやジュエリー、スピリチュアル・グッズの浄化とパワー・チャージも忘れずに!満月の浄化パワーは大気に充満していますから、月の光が当たらなくても大丈夫ですよ。

私もみんなと同じ満月を見上げ、月光浴をしながら瞑想します。ステキな満月の夜をお過ごしくださいね。

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