「宿命」は変えられない~なぜ、今の誕生日を選んで生まれて来たのか PART.7-①

宿命は変えることはできませんが、運命は変えることができます。

人生に転機が訪れるときは、必ずと言っていいほど「見えざる力」があなたの人生を左右しています。
見えざる偉大な力こそが、「運命」であり、人はそれぞれの運命を持ってこの世に生まれ、それがどのようなものであるかを知らずして、人生を生きています。

生まれて来る前にどのような生き方をすることで魂の向上ができるのかを魂に刻み、どのような人生を歩むことで、霊性を高めることができるのか、霊界の高級霊たちと緻密に計画を立てて来ています。

しかし、あなたがどんな「運命」を選んで来たのか、知っているのと知らないのでは「生き方」に対する姿勢が異なりますから、大きな差が出て来ます。

自分がこの世に生まれて来た目的、使命、また、過去生で果たせなかったことをすこしでも知っていると、心の不安から解放され、見えない大きな力があなたの使命や夢を叶いやすくなるように手助けしてくれます。

見えざる力でも力を貸してはいけないときがあります。

私たちの長い人生の間には、誰しも避けては通れない運命的な出来事が用意されています。
死を迎えるまでに、最低4回の人生のビックイベントを通じて、自分が約束した目的、使命、カルマ(業)を果たす期間を設定して来ています。
人によっては人生のイベントを7回、9回に設定して、生まれて来る人もいます。

ただ、人生のイベント数が多いということは、それだけ、多くの苦労も伴い、その苦労はひとぞれぞれによって違いますが、愛する家族との生き別れ、死別、事故に遭ったり、大病したり、両親が離婚したり、経済破綻に陥ったり、長期に渡り自分の親の介護をしたり、人間不信に繋がるような人間関係での問題、離婚、不倫、生まれた子供によって生き方が変化する問題、仕事環境、金銭的な貧困生活、遣り甲斐が分からないままの生活……。

中年に差し掛かるぐらいになると、イベント数がひとつ、ふたつと増えて行くことになるでしょう。30代ですでに4つ、5つの苦労続きの人もいらっしゃるでしょう。

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