スキンケアやドッグマッサージに~ニュージーランド独特の「マヌカ」のアロマ

ニュージーランドには、かなりの数の貴重な種類の原生植物があります。
ですから、ニュージーランドのアロマは、ちょっとユニークかも。
ニュージーランド固有の植物の中でも、一番有名なのが、「マヌカ」という植物。この植物の蜜を集めて作られるマヌカハニーは、抗菌作用が高く、ピロリ菌抑制効果を持つということで、日本でもとっても有名ですよね。

もちろんニュージーランドでもマヌカハニーは人気で、抗菌作用の強いものから低いものまで、色々な種類のマヌカハニーがスーパーで販売されています。
私も、風邪かな??と思ったら、すぐにマヌカハニーをお湯で溶かして、レモンをたっぷり加えたハチミツレモンを飲むようにしています。

そんなマヌカハニーのできる植物は、フトモモ科の低木で、梅の花に似た薄いピンクの花を咲かせます。
春先、公園を散歩していると、梅よりもさらに小さく、うす~いピンク色のマヌカの花を見ることができます。たくさん花をつけるのがかわいらしい植物です。

アロマセラピーでは、このマヌカの葉を水蒸気蒸留して、マヌカ精油がつくられます。マヌカ精油は、ニュージーランドの公的研究機関により、抗細菌・抗真菌作用があることが立証されています。傷やニキビ、皮膚の腫れやおでき、皮膚炎、水虫に効果があるといわれ、また、筋肉痛、呼吸器系のトラブルなどによい精油として、マッサージや芳香浴で使う方も多いです。

香りは少し独特で、いぐさに似た感じの強いウッディな香り。その抗細菌・抗真菌作用の高さから、ニュージーランド製のオーガニック系スキンケア製品には、マヌカ精油やマヌカハニーが使われているものが多くあります。

また、マヌカ精油は、ちょっと独特で強い香りではありますが、犬が好む香りといわれているため、私もよく愛犬のために芳香浴や、愛犬用のマッサージオイル、愛犬用のシャンプーやリンスに加えて使っています。
犬をリラックスさせるのか、緊張するシャンプータイムも楽チン。

マヌカは、マヌカハニーだけでなく、精油としても効果抜群の素晴らしい植物なんです。
スキンケアに愛犬のマッサージに、マヌカ精油を活用してみてはいかがですか?