ヨーガ療法士カタオカマリコさんによるコラム「ボディワークとヨガ」 PART.2

私自身いろんな方の悩み相談をよく受けます。ネットからブログを読んだということで知らない方からの相談もあれば、経営者関係からの相談、またヨガのクラスに来る理由の半分くらいは相談事があってくる場合も多いので、いろんなケースと触れます。

どうしてこんなに相談をされるのか理由はわかりませんが、おそらくほとんどのことに驚かないし、正しいことに囚われていないので、話しやすいのだと思います。
話を拒否されると、人格否定された気になるのが人間の心理。
物事と人格を全く別の物として考えることと、自分の波乱万丈な人生がワクチンになり、拒絶することは何もないですね。

実際私も思うのですが、ヨガをしている方の相談と、何もしていない方の相談の認知レベルはかなり違います。
といって、ヨガをしている人が全員レベルが高いのか?と言われたら正直に申し上げれば違います。
先生に妄信的に依存している人は、どうにもこうにも行かないことも多々あります。

ただ、体を動かさず単にセラピストに依存している傾向にある方よりは、決断力と行動力は少々強いです。

依存していると、病院での治療を含め、時間とお金をかけても改善することが難しい。
ヨガ哲学を基軸にした医学ヨガ(ヨガセラピー)の中で言われる健康の定義が「独尊位」

簡単に説明すれば、何物にも依存しない、左右されない。自分で感じ判断することの繰り返し。本質を探求すること、つまり本来の自分に帰っていくことを自らの力で行うことです。それを通じて真実と自由を手にしていくというものです。

こんな大それたことからしなくてもいいんです。
自分の大切な選択や判断をあまり人に引き渡しすぎないことは大切です。
過剰に質問する傾向のある方は、失敗を恐れているが故、間違えないようにし過ぎています。

失敗してもいいんですよ。親や義務教育で刷り込まれたことから自分を解放してあげてください。
自分で失敗して、立ち上がり方身に着けることが大切です。

立ち上がることができるようになれば、自分で判断し行動し、そしてそれがどんな結果を生むにせよ、後悔しないんです。

誰かのアドバイスでうまく生き続けることは多分無理です。もしそれが続いたとしても、どこか心に不安を覚えます。
だって地球に自立を学ぶために来たのであって、失敗しない人生の為にここにいる訳じゃないのだから。
やることをやらないでただ生きるより、思い切って自分で決めて動いてみて、その結果を存分に味わってほしいです。

それが生きてるなぁとはっきりと感じられる瞬間だから。

もしこの機会にヨガを始めてみたいなと思われている方、色々相談してみたい!と思われる方に東京でWSを行いますので、是非お越しください。

<ケンヨガスタジオ>
http://kenyogastudio.blogspot.jp/2012/05/624.html?utm_source=BP_recent
6/24(日) 【カタオカマリコ】 「マタニティーヨガの智慧から学ぼう! 卵子からみる女性の体解剖学」&「怪我や硬さで悩む方の為のアシュタンガヨガ – 自分が好きだといえる練習方法」

心と体の繋がり、また繋いでいく方法を実際に体感してみませんか?
皆様にお会いできることを楽しみにしております。