人生を切り開くのは自分自身。
もちろん、それは大前提ではあるのですが、生きていると【自分の力ではどうにもならないこと】がたびたび目の前に訪れることも事実です。

何もかもが努力次第でコントロールできるわけではないからこそ、私たちは謙虚になり、努力と開運とをバランス良く取り入れていくことが大切なのです。

—もっとも歴史の深いお守り？—

世界各地の遺跡からは必ず「特別な石」が発見されているように、人々は古くから石の持つ不思議な力に気付いていました。
そして、不思議な力を持つ石をお守りにすることで災難を逃れたり、力を高めることが出来たという言い伝えは数えきれないほど残っています。
これほど歴史が古く、また、現代でもしっかり現役で人気のあるお守りとは、そうそう他に見ないのではないでしょうか。

ところで、私が人生を振り返ったとき、「あのときが転機だったな」と思うタイミングで身に着けていたパワーストーンは「サファイア」が多いように思います。

サファイアはよく、「権力者の石」と呼ばれますが、その理由は「勝利・成功・富」をもたらすと言われるパワーストーンだからです。
パワフルな意味を持つこの石は、まさに「勝ちたい」と思う勝負のタイミングや、勇気を出して一歩踏み出すとき、また、「人生を変えたい」と真剣に願うときにこれ以上ないお守りです。

ただし、強力に「効く石」だからこそ取り扱い注意なところもあり、インドなどでは「質の悪いサファイアを選ぶと、かえって良くないことが起こる」などとも言われます。
このような石を身に着ける場合、良質なものを選ぶ目は必要かもしれません。

—本来パワーストーンは「効く」もの—

パワーストーンの力を最大限に引き出すためには約束事があります。
ひとつめは、【石の力を100％信じること】。

「疑う」という思考はあなたの中の「迷い」であり、集中力に欠けた状態です。
このような中途半端な状態では【不思議な力】と繋がることはとても難しいのです。パワーストーンが「効く」人の共通点は、信じ切っていること。
石を身に着けるのであれば、心から信じて、強く願うこと。それが大切です。

そしてふたつめの約束事は、【自分の力で努力できる部分は最大限に努力すること】です。
あくまでも「自分の手に届かない部分」に関して石から力をもらうのだと意識しましょう。自分で出来ることは自分で。
そのような自立心が「不思議な力」を味方にする鍵になるのです。

ただただパワーストーンにすがる「依存の心」では、せっかくの石を生かすことが出来ません。
なぜ「依存の心」では石が効かないのかというと、その理由は1つではありませんが、そもそも「自分では何もしたくない人」と波長の合う石は無いように思います。

つまり、良い石も手に入れるだけでは「宝の持ち腐れ」になる可能性大。
「自分に出来る範囲のことは頑張ってみよう。」という健気で前向きな心がけは、不思議な力から好かれるようです。

本来、パワーストーンは「効く」お守りだからこそ、世界中で語り継がれ、価値を下げることなく歴史を重ねて来たのです。
お守りとしての力を最大限に引き出すためには、パワーストーンと正しく向き合い、日常に上手に取り入れるようにしてみましょう。

リル

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