恋・仕事・美しさ~輝く幸運体質を手にする波動とスピリチュアリティのコツPart19  【大きい悲しみの乗り越え方】

必ず道は開けます。

人は生きていると、時に1人では耐え難い程の悲しみを体験することもあります。
楽しいことや幸せなことなら良いのですが、このような時にどのように自分をケアしていくか、それがその後の人生をどう輝くものにしていくか、とても大切なポイントとなります。

今回は私が体験した事実を元にお伝えしようと思います。

私は一昨年に、とても大切な人の死という現実に突然直面したのです。
公私ともにパートナーとして歩もうと決めていた人の訃報は、私の心の大半がそのことで占められたのです。
あまりに大きな喪失感。

それを体験してからの1年間、私は自分の心と向き合い続けてきました。

乗り越えるまでに要した期間は1年でした。
カウンセラーとして多くの大切な方を亡くした方をサポートさせて頂いた体験があったからこその結果だと思うのです。
それではそのコツをご紹介しますね。

 

まず大切なことは「乗り越えようとしないこと」です。

「乗り越える」ということは、自分の心が感じている想いを全て受け入れて認めていった先に、自然と心に平穏が訪れることを表現する言葉だと私は思うのです。
ところが辛いがあまり「乗り越える」ことを目標にしてしまうと場合によって全て受け入れる前に心に蓋をしかねないのです。
そうなってしまうと一時は良くても後から無理がたたってトラウマとして心に残り続ける可能性があると私は思うのです。

だからこそ「悲しんでいてはダメ」と自分を奮い立たせないことが何より「乗り越える」ことへの近道と言えるのです。

実際に私は徹底的に寄り添うことに取り組みました。
湧き上がる気持ちを全て認めて、その度に自分を抱きしめるイメージをしたのです。
そうしていくうちにすぎは思い出がよみがえってきました。
その想い出と共に涙が流れて行くことで、心がだいぶ回復していったのです。
その回想が少なくなってくると友人や仲間と想い出話をしても、涙や切なさというものは少なくなっていったのです。
ここまでくればあと一歩です。

 

あとはその人とのことでやり残したことがないかどうかです。

あるのでしたらできる範囲でいいので実行すると良いと私は思います。
実際に私は、いつかやろうと話ていた結婚式がやり残したことなのでフォトウエディングを彼の遺影と共に実行しました。
友人や会場のスタッフの方々のご協力もあって形に残すことが叶ったのです。
その先に迎えた彼の一周忌。
私は悲しみもなく静かな心でその日を迎えていました。
今思えばやり残したことを実現させたからこその結果だとわかります。

その頃、そろそろ先へ一歩踏み出そうと思えてご縁があり、新しい恋が始まり、その時間の訪れが私が「乗り越えた」という形になった時だったのです。

この体験から私が最もお伝えしたいことは、誰かが早く乗り越えるようにあなたを急かすことや想像でアドバイスをする言葉に、必要以上に振り回されずにご自身のペースでいいということです。
なぜなら本当の悲しみの深さはあなたにしかわからないからです。
あなた以上にあなたのことをわかる人はいません。
そして乗り越えることに必要なプロセスは、あなたの心が必ず知っています。
思いついたらどうか誰かに遠慮せず実行してみてください。
心は必ず回復していきます。

自分を慈しみ、愛し、丸ごと抱きしめてあげてください。
必ず道は開けます。

どうか人の言葉に耳を傾けすぎて、自分を見失わないでください。
世界で唯一の愛しい存在。
あなたに届きますように。
愛を込めて。

 

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