「ご自分の発する言葉が相手を傷つけるのではないか」という怖れをお持ちの方がいます。
そのような方は、言葉を交わすお相手を思いやることができる方です。
ぜひ、その優しさを言葉にのせていただきたいと思います。
今回は、私の側にいる金龍のアーロン(愛龍)さんの「言葉の力」についてのメッセージをご紹介します。
金龍アーロンからのメッセージ
言葉には力が宿っている。
人は言葉によって力を受け取り、開放していくのだ。
同じ言葉があったとしても、その言葉の発し方によって力の方向が変わる。
声色とはよく言ったものだ。
言葉は人々に癒しを与える事と心得よ。
言葉の力とは、言霊やアファメーションと呼ばれている言葉のエネルギーの事です。
アーロンさんは念を押すように「言葉は人々に癒しを与える事」と言っています。
この表現は、「常に癒しを与え続けなければいけない」という事ではなく、「言葉によって癒しが与えられるという事を覚えておきなさい」という意味です。
言葉は目に見えない道具の一つ
言葉を物質のように考えるとより理解しやすくなります。
お料理をするとき、包丁を使います。
材料を切るために包丁を使うのですが、使い方を間違うと、材料ではなく指を切ってしまいます。
言葉も同じように、扱い方1つで様々な変化をもたらします。
言葉は包丁よりも遥かに万能であるため、お相手や自分自身の心を切ることもできますし、羽毛布団のようにフワッと包むこともできます。
万能すぎるが故に、ご自分の発する言葉に自信が持てない方が多いのです。
アーロンさんは言います。
お主の言葉には癒しの力が込められているだろうか?
再びお料理で例えると、料理をする時は、料理を食べるお相手(ご自分も含みます)を癒す事を考えます。
食事での癒しは、「おいしい」や「満腹」など、満足した状態の事と考えて良いと思います。
このお料理の例えのように、私たちは言葉を使えば良いのです。
皆さんが普段発している言葉には、癒しの力が込められているでしょうか?
私の言葉には癒しの言葉が込められていますか?
アーロンさんに「込められているだろうか?」と聞かれると、不安を感じる方も多いと思います。
もちろん、アーロンさんは確認の方法も教えてくれました。
確認したいのであれば、
自分の言葉を自分に与えてみよ。
非常にシンプルな方法だと感じる方も多いと思いますが、これはとても有効です。
Step 1.ご自分が発している言葉を思い返す
Step 2.思い返した言葉を、知り合いの方からご自分に発せられた言葉として受け止める
Step 3.その言葉によって、「気持ちいい・癒される」と感じるかどうかを確認する
自分自身で言葉を感じてみると、ご自分が「無理をしている」という感覚が分かるかもしれません。ご自分を守るために言葉を発している事はありませんか?
自分を守るための言葉は、自分を取り繕ったり、お相手に負けないようにしたりするために発せられます。
これでは、お相手を癒すのではなく、傷つける結果を生むのです。
アーロンさんは最後にこのように言いました。
癒しの言葉を発するためには、大きさではない、長さでもない、発音でもない。
自分がその言葉を与えられた時の感覚に従うのだ。
ご自分の言葉に自信を持つ
話す事への自信は、突然生み出されるものではありません。
徐々に、自然に生まれるものです。
「ご自分の言葉でご自分が癒されるか」を確認し、癒されると感じた言葉を発してみてください。そこから自信が生み出されます。
話す事によって相手を傷つけるのが怖いと感じる方は、ご自分を守るためのエネルギーが強く入った言葉に触れた経験があるため、言葉を発することが怖いと感じるようになっています。
そのような方は、どのような言葉が人を傷つけるのかを既にわかっていますし、どのような言葉が癒しを与えるのかも、わかっています。
是非、少しずつ癒しを感じる言葉を発してみてください。
少しずつで構いません。
そうすると、素敵な変化が起こると思います。
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