歯科医でありながら独自の”さとう式リンパケア”を考案した佐藤青児先生。簡単なケアで、肩こりや腰痛などの身体の痛みから、バストアップやダイエットといった美容面まで広く効果が得られることから今注目を集めています。そんな佐藤先生に、“さとう式リンパケア”が、私たちの身体に与える好影響についてお話を聞きました。
■さとう式リンパケアは、筋肉のなかにある体液を促す
もともとは歯科医師としてかみ合わせが悪いとあごの筋肉が硬直し、それが全身へと影響を与えているのでは? というところからスタートしました。けれど、歯並びが悪くても、かみ合わせが悪くても全員に問題が起きるわけじゃない。矯正していても、身体に不調を抱えている人もいますしね。じゃあ、本当の原因は何かと探ったときに、歯とあごを介在しているものとして筋肉があるということにたどり着いた。
身体には体液というのがあり、それが筋肉のなかに存在しています。その体液のうち9割は血管に戻り、1割をリンパ管に戻して身体が循環するわけです。リンパマッサージは体液のなかの1割を流すケアで、血行促進は体液の9割の流れをよくするもの。でも、どうせなら10割の体液の流れをよくすればいいのではないかということで筋肉へのアプローチを考えました。ですから、“さとう式リンパケア”というのは、一般的なリンパとは違う場所を指しているんです。体液がしっかり循環する身体をつくれば、さまざまな不調はみるみると改善していきます。
■現代人の不調の原因は“力みすぎ”と“ケアしすぎ?”
今の人たちが、心身に不調を抱える大きな原因が力みすぎているということです。もうそれは死後硬直状態と言ってもいいかもしれませんね。頭のなかもそうです。これまで培ったさまざまな健康や美容法でガチガチに固められています。身体もココロも緩めなければ、本当の意味で幸せや健康を手に入れることは難しいでしょう。たとえば、マッサージ一つでも、過剰に外から体液を流すケアばかりしていると、身体のなかにある自力で体液を循環させるシステムが怠慢になってしまい、マッサージがないと健康でいられなくなってしまうこともあるのです。
さとう式リンパケアでは、独自の方法で筋肉を柔らかくして、マッサージや一般的なリンパマッサージをすることなく、身体のなかの体液が自ら循環する身体をつくります。そうすると、身体に栄養と酸素が巡りはじめ、自然と身体のラインが整いますし、筋トレをしていなくても必要な筋肉がつきます。体力も高まりますので、毎日元気に過ごせますよ。
私たちは、小さい頃から「頑張れ、努力しろ、勉強しろ」と言われて育っていますよね。
頑張るは、頑なに張る
努力は、努めて力む
勉強は、勉めて強いる
どれも、力みすぎなんです。
もっと身体の能力を信じて、頑張らずに健康に幸せになれる方法が、さとう式リンパケアだといえるでしょうね。
■さとう式リンパケアの真髄を体感できるセルフケア動画
さとう式リンパケアがどんなものか気になったら、さっそく実践! どれも超簡単な体操で、身体に眠る健康と幸せスイッチをONにできるスペシャルな動画です。
[肩こりに「片手バンザイ筋ゆる」体操]
■佐藤青児先生
月見歯科クリニック院長 メディカルエステ・メディカサトウ主宰。肩こりや腰痛を改善し、美容や老化予防にも注目が集まるさとう式リンパケアのセミナーなどを開催。「『さとう式リンパケア』で肩こりをすっきり改善」ほか著書も多数。
[癒しフェアでワークショップを開催!]
全身のどこの痛みでも、触れるだけで簡単に痛みがなくなります!!
痛みと疲労の原因(副腎ホルモン)について学び、痛みをとる技術を公開。幸せになるためのアプローチについてもレクチャー。
日程:29日(日)13:00~14:00
場所:ワークショップ会場A
参加費:4,000円