とにかく自分の心身を守って!~金縛りとサイキックアタック!~

突然の体調不良を巻き起こした不思議な体験から筆者が学んだこととは?

謎の体調不良

もう、すっかり回復したので時効という事で最近あった不思議なお話をします。2014年の年末頃から、数週間ひきこもっていました。心臓や肺の周辺が痛くてたまりませんでした。胸痛以外に身体の不具合は無く、咳が出るわけでもなければ喉が痛いわけでもありませんでした。熱もありませんでしたし、メンタルが不調という事もありませんでした。生活のリズムや食生活が乱れていたわけでも無く、寒さにやられたわけでもなさそうです。仕方が無いので、必要最低限の外出は控えていました。その間は、何故か必要最低限の人間以外とは関わりたくないと思い、思い切って仕事メール以外は、インターネットや携帯電話の使用を一切控えていました。

 

金縛りと悪霊?

ある晩、こんな夢を観ました。人ごみの中、小さな白装束の女の子が僕の方をジッと見つめているのです。視線を感じた僕はその子の方を見ると、目が合いました。女の子は氷のような冷たい目をしていて、そして無表情でした。僕は恐怖を感じ、本能的に人ごみの中を走って逃げました。そろそろ逃げられただろうと走るのを止めると、人ごみの中の一人が僕の足の方を指さして言いました。「ツイテルヨ」と。僕は、何がついているのだろうと、彼の指す方を見てみると、なんと、僕のふとももに白装束の女の子がしがみついていたのです。すると、その子は僕の顔を無表情のままジッと見つめて来ました。

僕は思わず「うわぁぁぁぁっ!」と叫びました。と、同時に激しい胸痛に襲われ目が覚めました。後にも先にも、胸痛の中では、これがいちばん強烈なものでした。そして、目は覚めたものの、今度はなんと、身体が動きませんでした。いわゆる金縛りというものです。激しい胸痛と金縛りの同時攻めは何とも言えぬ恐怖でした。声も出せませんし、身体も動きません。夢の余韻はしっかり残ったままですし、誰にも助けを求められません。自分の状況を伝える事も出来ない恐怖。これは尋常ではありませんでした。しばらくしたら、動けるようになりましたが、あの時は本当にパニック状態でした。

 

金縛りとは?

一般的に金縛りとは、頭は起きているけれど、身体はまだ起きていない状態だと言われています。普通は睡眠から目覚めると、頭も身体も同時に覚醒しますが、本当に疲れている時などは身体が覚醒するのに少し時間がかかることがあるそうです。

この理屈がわかっているので、そんなに怖がる必要性はないのですが、何しろ強烈な悪夢の直後で、しかも激しい胸痛に襲われると、冷静でいろという方が酷です。

ホラー映画等で、それこそ貞子等に襲われて命を奪われる瞬間というのは、きっとこのような感覚なのだと思いました。もはや超常現象ですし、何しろ一瞬の事ですので、これを誰かに、そして欲を言えば的確に伝えたかったとしても、それはほぼ不可能に近いです。金縛り状態での恐怖体験中は、呑気にカウンセリングを受けたりしていられる状況では無く、誰にも理解されない孤独な状態なので、本当に悲惨です。運良く誰かに気付いて貰って何らかの手段で助けて貰えなければ、自力でこの危機的状況から脱するまで耐えるしかありませんものね。とにかく、助かってよかった。心からそんな気持ちです。

 

心当たりは…?

このような経験をするに当たって、やはり何らかの原因があるのではないかと思うわけですが、心当たりが無いわけではありません。原因不明の胸痛になる少し前あたりから、奇妙なトラブルにいくつか巻き込まれていました。自分がどんなに冷静であろうとも、トラブルに巻き込まれる時はやはり巻き込まれてしまうものです。もちそん、その逆も然りで偶然幸運に見舞われる事もありますし、何が起るかわからないから人生は面白いわけですので、そのように解釈すれば必ずしも悪くは思わずに済みます。ちなみに、心当たりの大半は人間関係でした。

 

追い詰められている時は
放置せず適切なケアを受ける事が大切!

自分では冷静かつ的確に対応してきたつもりで、リスクも最小限に留める事はできたと思ってはいるものの、その間のストレスはやはり心身に影響するようです。これは心理テクニックがどうとか、そういう上辺だけの何かでどうこうなる問題ではありません。こういう時こそ、独りで抱え込まずに誰かに力を借りて、乗り越えて行くのがベストだとつくづく感じました。

幸運な事に僕は上司(IRODORI代表)に恵まれていて、事の経緯を随時把握して貰っているので、適切なケアをして戴いて無事に現在へ至っています。こういう時に心身のケアをきちんと受けられるかどうかは本当に大切です。

しばらくの間、回復するためと割り切って情報の遮断と休養に専念して良かったです。たとえ周囲に迷惑をかけたとしても、健康に勝る大切なものはそうはありませんので、ここは譲れないところです。誰に何と言われようと、心身の健康こそが資本ですからね。万一それを理解してくれない人がいたら、その人は仲間では無いと思います。

 

サイキックアタックとは?

なんとか無事に年を越して、ネットなどの情報手段の復活させることが出来ました。その間に僕を心配して下さっていた、ある『超科学的な事に精通している方』に、その間の出来事を、簡単に説明すると『サイキックアタック』かもしれないと教えて貰いました。

『サイキックアタック』というと、超能力による攻撃を連想してしまいそうですが、調べてみると、日本でいう『生霊』に近い概念に相当するモノだそうです。生霊とは、生きている人の怨念が誰かに何らかの影響を及ぼす状態の事です。

国によって表現は違いますが、確かにどちらも物理的な攻撃ではなく、見えない力による影響で相手に何らかの打撃を与えますので本質的には似ていますよね。

ここで急にマニアックな例で申し訳ありませんが『ジョジョの奇妙な○険』に出て来る『スタンド』という概念にとても似ている気もします。(※わからなくても大丈夫です)

『サイキックアタック』は、生霊も同じですが、本人に自覚が無くても勝手に悪意や憎悪がエネルギー体(?)となって影響を与えてしまうのが恐ろしいところです。

これは人によっては信じられないという方もいると思いますし、信じるか信じないかは各々の判断にお任せしたいと思います。

もしかしたら、誰かの『サイキックアタック』ではなくて、今回の件は自分自身が何らかの理由で引き寄せてしまった結果なのかもしれません。

どちらにしても、思った事があります。むやみやたらに誰かに憎悪を向けたりしない方が良いという事です。当たり前な事ですが、自分が意識していなくても無意識が『サイキックアタック』で誰かを傷つけたり追い詰めたりしていたら、それこそコントロール出来ないので危険極まりないです。

今回の件で言えば、いつも僕が言っている事ですが、どうしても相性の悪い人(悪縁)とは、徹底的に距離を置くに限るので、それを実行し、ムカついたとか腹が立つとか思わずに、自分の回復を専念したことと、自分自身に否があるのではと自分を追い詰めすぎなかった事が快方に向かえたポイントだったと思っています。

万一『サイキックアタック』の元凶となる人物が本当に存在したとしても、その方の意識から僕が消えてしまえば、必然的にサイキックアタックも止まりますよね。

憎しみはさらなる憎しみを呼びます。不幸はさらなる不幸を呼びます。もしかしたら自分自身が『サイキックアタック』で誰かを傷つけてしまうかもしれません。だから、自分自身も憎悪に支配されないように心がける(義務ではありません)ことが大事だなと思う今日この頃です。

あなたも、くれぐれも『サイキックアタック』で誰かを傷つけたりしないでくださいね。