スピリット・ワールドの魂と共に生きる
〜「綿毛に包まれて生きていく」〜Vol.28 

スピリット・ワールドの魂と共に生きる<br>〜「綿毛に包まれて生きていく」〜Vol.28 

-亡くなった魂と共に生きることは可能です-

今までの日本の観念では、死んだ人をいつまでも思ってはいけないと言われて来ました。
牡丹燈篭という昔からの怪談では、亡くなった娘と恋をして生気を失っていく場面もあります。

亡くなったスピリットは素早く手放すことがお互いの幸せだと言われています。
私もそう信じてきたところがあります。
でも、必ずしもそうではないという事実を知った今では、全てにそれらの定説が当て嵌まるとは言えなくなりました。

思えば人間の性質や人生なども、定説に治まるものなんて殆どありません。
犯罪一つにしても、バックボーンを知ると、やむを得なかったとか一歩間違えば自分もと思う内容の事もあります。事実のみ簡略に伝えるニュースでは全ての本当の事は分かりません。逆にとても成功したと言われている人が、自分より幸せかなんてわからないものです。全てはある一面しか表現していないのですから。
それと同じでスピリット・ワールドの事も、スピリットたちの事も定説になんて治まらないものです。

この地球に漂うスピリットが全て憎しみや執着のみかと申しますと、そうではないものも見てきました。それは残されたものへ愛故に、ガイドなどに時間をいただいて残っている動物や人間の霊を見たことがあります。
長期ではないにせよ、スピリット・ワールドに一旦戻ってから来るのではなく、そのまま暫くの期間残るものもいました。
それらのスピリットは愛に満ちて光り輝いていました。

我が家の19歳まで生きた雄猫のハッピーも49日を超えても暫くいました。
天使が申すに私が心配だからと暫く延長を申し出たようで許可したそうです。
肝心の私は送り出したものと思っていましたし、往生したのだからと極力思い出さないようにして涙を出さないよう努力していました。
しかし、母が頻繁に姿を見るので私も確認した次第です。

また、スピリット・ワールドで次の転生の為に準備を直ぐにする者、お役目をいただくもの、自己の反省と整理と癒しに勤しむ者など、スピリット・ワールドに同じ頃に亡くなったスピリットでも色々です。

ある有名なチャネラーの男性は、自分の亡くなった奥様を自分の肉体に同居させていると聞きました。
私はその頃は理解できなかったのです。スピリットを此処に留まらせることは決して良いことでは無いと思っていました。まして自身の体内に入れておくなどということは危険で、魂にとっても本人にとっても不幸なことだと思い、そのチャネラーを疑いました。しかし、そのチャネラーはとても崇高なるエネルギーでしたし、愛に溢れていました。

それに反して、ある霊能者は猫の霊を体内に入れているとの事でした。
この方の傍に居ると私は体調を崩し、嘔吐などもありました。霊視するととんでも無い数の重い暗いエネルギーのスピリットが彼の体内と周りにとり憑いていました。

この二つの例は、全く別物でしたが、いずれにしてもその頃の私には理解できないものでした。
それから程なくしてその頃に友人となった人から聞いた事をきっかけに、私は先のチャネラーさんのケースを理解し始めることになりました。

友人の親友は自死されたそうです。それも友人が海外に出ている間の事でした。
戻った友人はショックで、暫くは自分の人生を歩けないほどのダメージを受けました。
とてもとても大切な親友で、救えなかった自分を責め続けていました。

しかし、彼女は自身の中に別の考えや感性が同時に存在する事に気が付きました。
まるで親友がそこに居るかのように感じたそうです。
それからというもの、親友に色々見せる為に出かけたりしながら親友に話かけていると、その何かしらの別の存在が喜んでいることを感じ始めたそうです。

その話を聞いていると、その親友が私の目の前に現れました。
「今まで色んな体験をさせてくれてありがとう。あなたの目で見て、あなたの身体で感じることが出来て、とても嬉しかった。」と伝えて欲しいと言って、すうーと消えました。
それを友人に伝えると、深く頷き納得したようでした。

自分と共に他のスピリットが肉体を使っても問題ないのか? と思いますよね。
それは先の2例は、全く違う形でその肉体と関わっていたのです。

霊能者の場合
これは、俗にいう憑依。
本人でさえ、どの様なスピリットが憑いているのか判断できず、その肉体を本人の意思と関係なく使う。乗っ取りとも言います。
ですから、とり憑かれた本人も消耗は激しく、そのスピリットに利用されて最悪なケースでは、本人の魂さえ活動できない闇に閉じ込められてしまいます。

チャネラーと友人の場合
これは本人の意思で本人の肉体を使い、何ら普通の人と変わりません。
ただ、貴方が感じるものや見ているものを一緒に体験させてもらっているだけなのです。
この目的にも2つあり、友人のケースはそのスピリットの癒しに70%ほどで30%位は友人のサポートになっていた様です。
この場合の友人は大きな浄化の役割をし、その亡くなった友人の魂は真の苦しみからの解放と大きな素晴らしい経験と共に霊的な成長をしました。
逆に人間である人をサポートする、もしくは共にある目的の為に共同作業をするようなケースもあるようです。

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-亡くなった魂と生きることは依存とは言い切れません-

私のケースを話しましょう。
私は先に話した友人のケースに似ています。
娘とのコンタクトをしていても、信じられず幻覚と思っていた話は以前のコラムで書きました。そして、娘と繋がっていると確信した時の事も書いていますが、その時の事が友人のケースに似ているという内容になります。