腸は第二の脳だった‼︎~腸と脳の意外な関係~

楽しいときは思いっきり笑ったり、悲しい時も思いっきり泣いたりと、自分の感情を我慢せずに出してみましょう。

腸が第二の脳と呼ばれているのは、自律神経、ホルモンやサイトカインなどの情報伝達物質を通して、腸と脳が影響を及ぼし合っているからです。

例えば、ストレスを感じるとお腹が痛くなり、便意をもよおします。
これは、脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるからです。
逆に、腸が病原菌に感染すると、脳で不安感が増し、腸からホルモンが放出されるといわれています。

免疫細胞を腸が7割、脳が3割作っている。

心が乱れると、免疫細胞の量が減少し、病気にかかりやすくなります。

ストレスが溜まると体調を崩しやすいのは、ストレスにより免疫細胞が減ってしまったことが原因なのです。
活動したり、緊張したり、ストレスを感じている時に働く交感神経の指令が胃腸に伝わり、胃腸の働きが低下します。
しかし、脳がリラックスすれば、身体を回復したり、休息したり、リラックスしている時に働く副交感神経へスイッチが切り替わり、胃腸のコンディションはよくなります。

 

~幸せの物質……セロトニン~

私たちを幸せな気持ちにしてくれる神経伝達物質がセロトニンです。
実は、脳だけでなく腸の中で大部分が合成されているのです。

例えば、うつ病はセロトニンの減少が原因で発症する病気です。
腸の調子が悪くなると、セロトニンの生成量が減り、うつ病になりやすいということがわかってます。
つまり、人間の精神面に大きな影響を与える、神経伝達物質であるセロトニンが不足すると、精神のバランスが崩れやすくなり、うつ病にかかりやすくなるといわれてます。

腸をハッピーにして、セロトニンを増やそう

腸がハッピーでないと、免疫力は低下し、心身が不安定になります。
その結果、イライラする人が増え、人間関係、ひいては社会全体に悪影響が出てきます。
腸の調子を良くするためには、ストレスを減らし、心をリラックスしてあげる必要があります。

そこでオススメなのがたくさん笑うこと💛

 

~笑うことは最高のリラックス~

笑うことで、ストレスが減り、免疫細胞がたくさん作られます。
家族や恋人、親しい人とたくさん話して笑うこと。
笑顔になって楽しいと思うたびにセロトニン神経が活性化し、その結果、セロトニンが増え、うつ病の予防にもつながります。
まさに、笑う門には福来るですよね。

 

~笑うのとは正反対の思いっきり泣くのも効果的~

涙は心のデトックス・浄化とも言われてます。
ストレスを軽減してくれる効果があり、セロトニンの使い過ぎを食い止めます。
泣きたくなったら、我慢せずに思いっきり泣くのがいいのです。
なかなか泣けないと言う時は、一人で泣ける映画・DVDを観て涙をいっぱい流しながら、ワンワン泣くのもいいですね。

腸は食べたものを吸収するだけではなくて、私達の脳=心の部分に大きな影響を与えていたんです。
楽しいときは思いっきり笑ったり、悲しい時も思いっきり泣いたりと、自分の感情を我慢せずに出してみましょう。
それは、自分を大切にすることにもなります。

 

六憙望ホームページ
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