光のメッセージ 幸せを紡ぐ方法を伝授~守護天使のサポート~-4-

あなたの人生はあなたのものです。 他人が行動を改めるのを待つまでもなく、自分の幸せに向かって進んでいく時です。

 

傷つきたくない症候群

傷つかない環境への執着心もあるかもしれません。
多くの方が、対人関係でリスクを負いたくないようです。
仕事、恋愛、趣味など、他人との共同作業は、意見や相性、価値観の違いから、成功することもあれば、うまくいかなくなることもあります。
「他人に気を遣うことなく一人でやる方が楽だ。」、「気心の知れた身内といるのが一番だ。」といった理由で、交友関係や行動範囲を狭めている方もいるかもしれません。
が、出会いや知り合いが少ないことで、より自分にふさわしい環境を創り出せない方もいらっしゃるのではないでしょう。

ずっと忍耐を強いられるような環境にいた方は、感覚を麻痺させて、傷つくことを回避することがあります。
怒られても馬鹿にされても、それを当然のこととして受け入れ、痛みを感じないようにしてしまうのです。
心の中は、怒りと悔しさと憎しみで一杯であるにもかかわらず、それにフタをして見ないようにしていると、たまった感情エネルギーが心身を蝕んでいくことになります。

どんなに辛い感情でも、それを処理する責任は本人にあります。
感情を無視していると、喜びさえ感じることはできなくなります。
良いことが起こったなら、それを自分の身に起こったこととして受け止め、喜びを感じてください。
その幸運は、あなたが自分のために用意した恵みなのですから。

辛いことが起こったなら他人を慈しむように自分を慈しんでください。
隣で傷つき、苦しんでいる人を介抱するように、自分を介抱してあげてください。
あなたは、あなたの味方であるべきなのです。

傷ついた自分を無視することなく、放り出すことなく、抱きしめるのです。
言い訳を聞いてあげ、涙を拭いてあげ、優しい言葉をかけてあげてください。
そうすることで、自分の感情に責任を取ることができるのです。

私たち天使は、あなたが感情を感じ切ってしまうまで、傍を離れることはありません。
苦しくなり、途中であきらめてしまう方もいます。

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しかし、アクビや咳を誰かに代わってもらうことはできないように、他人に感情を感じてもらうことはできません。
排泄物同様、出るまで感情はあり続けます。
そして、排出することで消えていくのです。

便秘薬を飲めば便秘は解消します。
しかし、たまった感情に効く薬はないのです。

感情をためすぎると、辛い体験が用意されることもあります。
苦い過去を思い出させるような体験をして、過去の感情を吐き出させるのです。
感情で死ぬことはありません。
勇気を持って感じてみましょう。
今日の感情は今日のうちに感じ切って捨てることです。
そうすることで、エネルギーがクリアになり、痛みを体験する必要がなくなっていくのです。

感情の対処法を知ることで、他人に感情の責任を取ってもらう必要性はなくなります。
他人を変えたい、という執着心も緩和されてくるでしょう。
他人が何をしようと、感情的に振り回されることはなくなるのですから。

あなたの人生はあなたのものです。
他人が行動を改めるのを待つまでもなく、自分の幸せに向かって進んでいく時です。
障害物があったとしても、それを乗り越える道は必ず用意されています。
傷つきたくないから、といって進路を変えたなら、行きたくない場所にたどり着いてしまうかもしれません。

どんな環境にあろうと、幸せを選択してください。
選択したものはやってきます。

傷ついても、傷ついても、幸せに向かって歩くことをあきらめないでください。
環境を理由に不幸を選択しているのは、他ならぬあなたなのですから。

 

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