幸せタイムリー~幸運を引き寄せ運勢を好転させる方法 運を強化し、願いを叶えるキーポイント PART.86

私がいつか途上国に学校を作ったら、ダンスに力を入れよう💃

☆~エンジェルセラピスト友紀が語る~
天使との対話 マドンナリリー ☆

🌹 Into The Groove (思いのままに)
ダンシングフェアリーとの対話
~Japanese Dancing Fairies  踊るフェアリー達~

「こんなことぐらいで諦める為にここまで来たわけじゃないでしょ!
まだまだチャンスはあるよ!
ねえ、頑張ろう!
とにかく私たち頑張るしかないよ!
こんなことぐらいで諦めて日本に帰ることなんて出来ないよ!
グラミー賞で踊ってみせる! そう約束したじゃない!!!」

2011年7月・熱い夏のニューヨークのとある交差点。
赤信号待ちをしていた私の斜め前方で、タイトでゴージャスなファッションに身をまとった20代そこそこの弾けるほど可愛らしい日本人女性2人の会話が耳に入って来た。
ひとりはゴージャスなジャネット・ジャクソン風。
黒革のタイトなミニスカートに軽くウェーブのかかったロングヘアー。

こんがり焼けたブロンズ色に輝く肌と黒のアイメイクが強調されたキャラクターはさしずめ姉御風ジャネットといった面持ちで、ジャラジャラとキラキラ光るいくつもに連なるブレスレットがとてもゴージャスだった。

もうひとりは日本風アリシア・キース。
金髪のロングヘアーを頭のてっぺんで1つにポニーテールにまとめ、
Tシャツにジーンズのミニスカートとラフなファッション。
日本調のやや切れ長の目に同じく黒のアイメイクが強調されていた。

会話の中から、どうやら二人はダンサーを夢見て渡米したらしい。
結果、オーディションは落ちまくり、
片方は既に諦めかけて日本に帰ると言い出していると察した。

姉御風なジャネット似の彼女はバンビのように可愛らしい瞳で、日本風アリシアを必死に励ましていた。
「こんなことぐらいで諦めるなんて! まだ早いよ!」と促している。
日本風アリシアはずっと顔を下に向いたままだった。

「私もこの年齢くらいの頃、外国留学をしてみたかった。」

幼い頃から洋画や洋楽が大好きで慣れ親しんで育ったので、物心ついた頃から留学してみたいという気持ちは常にあった。
もっとも私の外国へ行きたいという気持ちは、特にティーンエイジャーの頃は、いつかロンドンへ行ってパンクロッカーになってみたいというちょっと変わった理由からだった。

社会人になるにつれ、いつか途上国の人たちに何か貢献してみたいと漠然と思ったりもしたものだった。
様々なアクティビティーも面白そうだと思った。

行こうと思えば行けたのだろう。
でも、結局、早く親を金屏風の前に立たせてあげたく、自分でその決断をしたのだ。

結果、私はこれでよかったのだろう。

彼女たちの留学は、私が思うようなジャム作りやカヌー体験ができるようなアクティビティー付の留学ではなく。
どこかでアルバイトをしながら、必死で「次は自分が表舞台にのし上ってやる!」
といった意気込みで、今か今かと毎日、毎日、練習とアルバイトに明け暮れ、有名ミュージシャンのオーディションを受ける日々を過ごしているのだろう。

 

世界一の大都会で、こんな会話が聞けるなんて思ってもいなかった。

心の中で彼女たちにエールを送り、信号は青になった。

私は私で結婚や出産を経験し、大人になるにつれ、セラピーの世界に導かれ、その時、私は「前世療法」のパイオニア、ブライアン・L・ワイス博士のニューヨーク郊外で行われているワークショップに参加していた。

世界的ベストセラー「前世療法」を読んだ時、
いつか、生ワイス博士に会い、その素晴らしいエネルギーに触れてみたいと心から思ったのだ。
その夢がこんなに早く叶うとは思ってもいなかった。

ワークショップは世界中から参加者が集まっていた。
「前世療法」といっても、おどろおどろしいことは全くなく、ワークショップはワイス博士の愛溢れる授業が繰り広げられて進められていった。

ワークショップが終わった後、一泊だけレジャーも兼ねてニューヨークに寄って行こうと思った。
あまり居心地が良いとは思えないホテルをとり、夕飯をどこかでゲットしようと歩き始めた時の出来事だった。
あれからもう6年経ったのだ。

彼女たちはどうしたのだろう?

昨年、マドンナのコンサートでバックダンサーを務めた日本人女性2人を見た時もやはり彼女達がフラッシュバックした。
ニューヨークの街角ですれ違った麗若きJapanese Girlsはグラミー賞の夢を果たせたのだろうか?

そんな思いが時々、ふっと蘇ってくる。

先日、母校から会報誌が送られてきた。
会報を読んでいて、プロのダンサーなった生徒達や現在、ダンサーとして駆け出し中の生徒達が写っていた。
こんなにもダンス好きが多い学校だったとは。

彼らの屈託のない笑顔を見ていると、なんだか嬉しくなってきた。(*^-^*)

そうだ、私がいつか途上国に学校を作ったら、ダンスに力を入れよう💃
そして、彼らが歌や踊りを引っ提げて、グラミー賞でみんなをあっといわせるような、そんな人材を育てていける学校を作ろう🎶

彼らの夢や希望が叶うそんな学校をつくりたい。
「だって、歌や踊りは世界共通の最高の癒しだから🎶」

Japanese Dancing Fairiesは私の耳元でそう囁いていた🎵

 

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