AMALIN STORY #12 Temple Of New Dawn Life 〜平和でした、昭和のお正月!

みなさん、いつも、ありがとうございます。

そもそも、花子がこうも度々人がいても気にしないで現れるようになったのも数ヶ月前からですが、その前は亀を見かけることはほとんどありませんでした。それ以前の亀たちはすごくシャイな人ただったんです。滅多に人前に現れませんでした。17年住んでいて二~三度しか見かけていません。

そうこうしつつ、静かで優雅に泳ぐ花子とはまったく違うチョロ太郎の活発な明るい様子に見とれて眺めていると、もう一匹の子亀がいることに気づきました。
その子は花子に似て静かで優雅に泳ぐんです。
女の子なのかもしれないけども、私は『静太郎』と名づけました。

静太郎の優しい動きとチョロ太郎のダイナミックな陰陽動きの対比が面白くて「クスッ」と笑いがこぼれました。
そこに遂にお父さん亀も加わって、家族四匹で広いLily Pondの湖面を自由に泳いでいる様を見て、私もとても幸せな気分になりました。
『鶴は千年、亀は万年』と言いますけども、お祝いの象徴でもありますし、お正月早々、めでたい、目出度い、愛でたい!

私の羽も同様に、その自然で自由な感覚とともに湖面にできた水輪のように辺り一面に広がって宇宙全体に浸透し消えていきました。

その日は本当に亀日和でしたが、翌日からは通常に戻り、チョロ太郎も静太郎も現れず、前のように花子だけが静かに泳いでいるのが時々眺められました。
それで気づいたんですけど、亀も実は子亀に餌取りや生活習慣の練習をさせるんではないか? ということなんです。
多分、あの日が初の餌取り練習だったわけで、それまでは子亀を外敵から守るために巣に隠しおいて、餌は親が運んで与えていたんではないのか? というのが私の仮説なんです。

親鳥が子鳥を巣で育てて、大きくなってから飛び立つ練習や餌取りの練習をさせるように、亀にもそういう風習があるのでないか? と思いついたんです。

そうしたら、今日、久々にチョロ太郎のダンスを見ました。
その動きからすぐにチョロ太郎だと分かりました。
この観察を通して、亀にも性格があるんだってことにも気づきました。

今日は時々大粒の雨がバサッと落ちてきては止んで、真っ青な空が真っ白な雲を着込んでグレイな雲の合間からのぞきみしてくれて、とても美しく澄んだ陽光が射しこむ日、また突然どこからともなくバサッと大粒な雨が降る。
そんな素敵に綺麗なモンスーンの日。
正月二日目以来みることのできなかったチョロ太郎のダンスが雨の合間に現れて、また、私の笑みをさそってくれました。

「チョロ太郎、おもしろい!」

「チョロ太郎、ありがとう。とってもかわいいね。」

 

●悲しみを癒してくれるチョロ太郎

ここ三日ほど、心が悲しかったんです。

なぜなら、私のオーストラリアのおじいちゃんおとうさんのピーターがちょっとした無意識からの事故で大腿骨を骨折してしまい、しかも私を助けて手伝ってくれている合間に起こった事故だったので、(ピーターは自分のバカさ加減のゆえだ、君には責任はないと言いますが)私は責任を感じてとても悲しいのです。
それでも、自然界はいつもと同じ、チョロ太郎みたいに自然の在るが儘に私の悲しみを癒し、静かな笑いをもたらしてくれます。

早く、ピーターの骨折が治って痛みが癒えて元気に回復してくれますように。
実は家の父も先月同様な場所を骨折しているんですが、どういう繋がりがあるんでしょうか。

「ピーターおじいちゃんおとうさん」と家のお父さんが早く元気になりますように。
早く歩けるようになりますように。
心から感謝とともにお祈りいたします。

私は本当に色んな人に助けられて生かされているな~と、つくづく思います。
特に自然の植物や動物や自然霊には、すごくお世話になっています。

みなさん、いつも、ありがとうございます。

オーストラリアの風に愛をのせ感謝とともに暖かい空気を送ります
らぶ~
Amalin ~❤︎~

 

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