干渉しすぎは、相手の自由意志を奪っている!

干渉しすぎは、相手の自由意志を奪っている!

自由意思を尊重する

思春期ぐらいになると、親の言葉を素直に聞けなくなります。
部屋の中が汚れていても、集中力がなく勉強が捗らなくなっても、親に「部屋が散らかっているから、掃除をしなさい!」「宿題はしたの?」「塾へ行く仕度をして早く行きなさい。」と毎日の生活で言われて続けるとロボットではないのだから、反抗期になると親の指示を無視することで、自分自身の意志で何かを遣りたい、自分の言葉で話したいと思うようになります。

奈良時代以降の日本に於いて、男子の成人を示すものとして行われる儀式で「元服」がありました。数え年で12歳から16歳で成人になったのですから、今の高校生は立派は大人ということになります。いつまでも、子供扱いをしているとお互いに親離れ出来ない、子離れ出来ない関係を作り出さないためにも、相手の意志を尊重して下さい。

諺に『獅子の子落とし』というのがあります。
意味としては、「獅子の子落としとは、わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるというたとえ。」です。『獅子は自分の子を深い谷に投げ落として、這い上がってくる者のみ育てるという俗信に基づく。獅子とは百獣の王ライオンのことだが、実際にライオンが子を深い谷に落とすかというと、母親は非常に子煩悩で、父親は見た目によらず意気地がないから出来ない。
可愛いわが子にあえて試練を与えて試すということが出来るのは、深い知恵や道理を持つ人間なのである。』
似ている諺で『可愛い子には旅をさせよ』があります。
こちらの意味は「可愛い子には旅をさせよとは、我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ。」です。

誰かの人生を正す必要はない

相手が何を求めているのか気遣うことは、とてもいいことです。しかし、他の人の問題を自分の問題として引き受けてはいけません。相手のために尽くすことは悪いことでありませんが、相手の自由意志を奪ってはいけません。
あなたも、自分ではない他人のために、親身になるのは悪いことではありませんが、相手が依存したり、相手の要求がエスカレートして行かないためにも、また、新たなカルマを作り出さないためにも、ここまではしてあげるけど、それ以上は出来ないと自分で境界線を設定して置く必要があるでしょう。
親切心で相手のために思ってやってあげても、あなた自身のカルマの解消になりません。
古いカルマを解消するために、生まれ変わり今を生きているのですから、わざわざ、新しいカルマを作り出す必要はありません。

あなたは、誰かの問題を解決したり、誰かを変えるために今の現世を生きてるわけではありません。その人自身が気づかない限り、あなたの時間、努力も報われないときがあります。それよりも、あなた自身のカルマの解消をすることを優先することで、あなたが変わることで、その人も何かが違うということに気づくことがあるかも知れません。
悩んでいる人に癒しをもたらす意見を提供することは素晴らしいことです。しかし、その意見に対して、その人の自由意志を尊重することです。その人が遠回りしているのを見るのが嫌でも、その人の人生を正す必要はありません。
あなたに出来ることは、意見と励まし、愛のエネルギーを送ったら、あとはあなた自身とあなたの人生に意識を向けることです。そうすることで、あなたもその人も自分の意志を持って行動が出来ることでしょう。

ありがとうございます。