どこかで誰かが見ていてくれる。テツandトモさんに聞く“夢の引き寄せ方”

テツandトモさんインタビュー PART.6
どこかで誰かが見ていてくれる。テツandトモさんに聞く“夢の引き寄せ方”

お笑いからスタート
念願の夢が叶って本格歌手デビューへ

──もともとテツさんは歌手志望、トモさんは俳優志望だったそうですね。それを、お笑いからスタートされたわけですが、このたび本格的な歌謡曲である『桜前線』をリリースされたのも、そのキャリアがあったからこそ叶った夢でもあるかと思います。読者にも、なかなか自分の思うような仕事ができなくて悩んでいる方もいるかと思いますが、そういう方にアドバイスはありますか?

トモさん 事務所の方に「売れたらCD出せるよ。お芝居に出られるよ。だからやってみない?」と言われ、「じゃあちょっとだけやってみます」とお笑いを始めました。でも、舞台で表現するというのは、歌も芝居もお笑いも同じだと思っているんですよね。

歌ネタを始めたのも、最初はテッちゃんが歌ってたんですよ。僕はギターを弾いているだけだったのに、いつの間にか僕が歌って、テッちゃんが動くだけになっちゃっていました。だから、お笑いのネタとしても、せっかく歌ネタをやっているのに、もともとやりたいこととは違うことをやっているんですね。でも、イヤイヤやっているわけではなく、楽しみながらやっています。

テツさん 自分は、夢は歌手になることだと言って上京したので、お笑いをやるなんてまったく考えていなかったんです。でも、芸人をやらせていただいて舞台に立って、お客さんに笑っていただける……こんな幸せなことはないな、というのが僕の原動力になっています。

ありがたいなという気持ちがあると、なんでもきっと間違った方向にはいかないと思います。僕は、お笑いには向いていないと思うんですけれど、自分なりに今まで一生懸命頑張ってきました。いただいた仕事に対して、手を抜かないで一生懸命ぶつかっていくということをやってきただけです。

チャンスを上手く
キャッチするコツ

トモさん 違う案件がきても、一生懸命やるとまた違う楽しみがあって、違う結果が出て…それが実は次のステップにつながっていると思います。

よく、「どこかで誰かが見ていてくれる」って言われますけど、本当にそんな気がしますね。今回の『桜前線』も、僕たちから「歌を出したい」とは言っていなくて、たまたま作詞家の渡辺なつみさんが僕らをテレビで見て、声をかけてくださったのがすべての始まりなんです。「そんなこと本当に世の中にあるんだ?」と思いました。でも、頑張り続けていると実際にそういうことがある。だから頑張れるんですね。

テツさん そうやって頑張っていると、見逃してしまいそうなチャンスに気付く能力も養われて、タイミングを上手くキャッチできるということかもしれません。

 

<プロフィール>
 
テツ and トモ
‘98年2月にコンビ結成。「なんでだろう~」が’03年新語流行語大賞、年間大賞受賞。同年、「第54回 NHK紅白歌合戦」に出場。現在、全国各地でお笑いと歌のステージを展開している。’14年2月発売のシングル「桜前線」で本格的に歌手活動をスタートさせた。
http://www.tetsu-tomo.com/


<information>
6月7日(土)21:54~ミニ番組TBS「スッピンZ」にテツ and トモさんが出演します!

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Photo:Tomoya Suzuki
Text:Yuki Namiki