大人気シリーズ最新刊! 『ずぼらな青木さんの実際つくってる冷えとり簡単ごはん』

ずぼらな青木さんの実際つくってる冷えとり簡単ごはん

まずは、「冷えとりの食の基本」から。
こういうところはきっちりと!

冷えとり歴なんと20年!という著者の青木美詠子さん。20代の終わりに体の不調を感じたことをきっかけに、「冷えとり健康法」と出会い、実践中。

今では風邪もひかないというから驚きです。冷えをとるだけで、疲れにくくなり、病院や薬との縁も切れたとか。本書は、そんな青木さんが、実際に毎日つくっている冷えとりごはんの紹介本です。

「ずぼらな~」というタイトルがついているわりには意外や意外、まずは、しっかりと「冷えとりの食の基本」から始まります。皆さんは、体を温めてくれる食べ物と、逆に体を冷やしてしまう食べ物が何か、ちゃんと把握していますか?

「えっと、アイスクリームなんかはきっと冷たいから体を冷やすわよね。それから……」

なんだか、しどろもどろではありませんか? まずは、しっかりと基本を押さえましょう。そのうえで、ちらっと青木家の食生活をのぞいてみましょう。

「きっちりじゃなくほどほど」がポイント
茹でるだけ、焼くだけの料理だってOK!

とは言え、しっかりと言いつつも、そこはやっぱり「ずぼらな青木さん」。皆さん、安心してくださいね。肩の力を抜いて大丈夫! 「茹でるだけ、焼くだけの『○○するだけ料理』も多いし、ひとつの料理に対する食材の数や、調味料の種類もすごく少ないのですよね…」と青木さん。これなら皆さんも、すぐに試せそうだと思いませんか?

ごはん、汁、野菜、肉・魚、麺・豆・パンと、つくり方の紹介は続きます。その数約80! どれもこれも、すぐに使える工夫やアイデアが満載のメニューばかりです。でも、そのあたりの分類も、さすが青木さん!! 大ざっぱなんだそうです。だから、ぱらぱらめくって、ふと目に留まった料理から試してみたり、えいや!で開いたページに載っていた料理からつくってみたり、そういう使い方もあなた次第! 「きっちりじゃなくほどほど」という青木さんのスタンスは、こういうところからも垣間見ることができて楽しいですね。

暦の上ではすっかり春。とは言え、まだまだ寒さの厳しい日は続きます。でも、冬だけでなく、冷房が効きすぎる夏だって、私たちにとって“冷えとり”は基本中の基本。せっかくなら、おいしくて、簡単で、あたたまる! そんな料理を今日からぜひつくってみませんか?

【著者プロフィール】

青木美詠子(あおき・みえこ)
コピーライター、文筆家。20代の終わりに体の不調が噴出し、「冷えとり健康法」に出会う。ゆるゆる続けて、はや20年。今では風邪もひかず、疲れにくく、病院や薬とも縁が切れる。味覚も年々変わり、梅干しや味噌なども手づくりするように。友人に習っているヨガは9年目。著書に「ずぼらな青木さんの冷えとり毎日」「冷えとり グッズとごはん」「冷えとり 大人のふだん着」(メディアファクトリー)。HP「あおきみノート」(www.aokimi.com)で日記など更新中。

『ずぼらな青木さんの実際つくってる冷えとり簡単ごはん』

著者:青木美詠子
定価:本体1300円+税
出版社:KADOKAWA メディアファクトリー