ホリスティックケア・プアマナの宇宙の法則・身体の法則 PART.32「風邪ひとつひかない」方が不健康

横浜で女性のライフステージに合わせた鍼灸・美容鍼灸・疏泄マッサージの施術をさせて頂いているホリスティックケア・プアマナ(puamana)です

秋になった途端、猛暑による身体の疲れが収まる間もなく急に寒くなったり大きな台風が来たり、という環境の変化が身体にも大きな影響を与えています。
風邪をひいている方も多いですね。

もうしばらくすると、今度はインフルエンザの話題が出てくる頃です。我が家は予防接種はしませんが、予防もかねて秋になってから夏の間はお休みしていた梅肉エキスを毎日摂るようにし始めました。

以前にも梅肉エキスは天然の抗生物質(リンクhttps://www.el-aura.com/20130107-b/)という記事に書いたのですが、梅肉エキスの効能が近年になってまた次々と発見されてきています。その効能の中でももっとも有名なのは抗生物質のような効果を発揮すること。

ところが、実際は梅肉エキスは抗生物質よりも優れものなのです。抗生物質は、菌には効くけれどもウィルスには効果がない、というのをご存じだと思います。梅肉エキスは、免疫細胞であるマクロファージを活性化させることで、身体に侵入した菌もウィルスもパクパクと食べてしまうと言われています。マクロファージは貪食細胞ともいわれており、文字通り異物を貪欲に食べます。その貪欲な細胞が、梅肉エキスによって二倍にも増えるといわれていることから、梅肉エキスは自然療法の世界では必ずと言ってよいほど用いられているのです。

梅肉エキスも耐性ができるの?

先日、このことをブログに書いたところ、以前に梅肉エキスの記事を読んで摂取を続けて下さっていた方から質問がありました
「6月から飲み続け、今まで風邪をひかなかったのに、先日風邪をひいてしまった。梅肉エキスに耐性ができて効かなくなったのだろうか?」というものです。

いつもと同じことをしているのに不調が出てしまった、という場合にまず考えられることは普段以上の負荷が身体にかかった、ということです。
特に変わったことはしていないというのは自分の視点から見た主観的な判断ですが、年々夏の猛暑が厳しくなっていることや、家族の生活リズムの変化、そして加齢などによっても、実際はご自分が考える以上の負担が心身にはかかることになります。

そして、もう一つ大切なのは、風邪をひかないことが大切なのではなく、風邪を引いた時に上手にその風邪を経過させることができるか否か、という点です。
「風邪ひとつひかない」ということが自慢の偉丈夫の方がいらっしゃいますが、東洋医学では「強い枝は折れやすい」という言葉もあります。一見強く見えても風にそよぐ柳のような柔軟性がないために、不意の強風にポキンと折れてしまうことがあります。

風邪をひく、というのは身体からの「休んでほしい」というサイン。忙しいから、休めないから、体力があって多少無理をしても寝付くほどではないから、と言ってサインを見逃していると、もっと大きな不調につながってしまうかもしれません。

もし、久しぶりに風邪をひいたら、がっかりするのではなく、休むことが必要な時期なのだと考えて十分に休養をとって頂きたいと思います。