住田磨音の素晴らしき世界 PART.3~丹生川上神社上社 夏越大祓式・七夕燈籠祭

住田磨音の素晴らしき世界 PART.3~丹生川上神社上社 夏越大祓式・七夕燈籠祭

丹生川上神社上社の夏越大祓式・七夕燈籠祭

こんにちは。最近毎日めちゃめちゃ暑い今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?
今回はワタクシ、ふとしたご縁で七夕に合わせて、奈良県吉野郡川上村にある丹生川上神社上社の夏越大祓式・七夕燈籠祭に行かせて頂きました。
丹生川上神社上社さんは天空の社と呼ばれ、御祭神は高龗大神(たかおかみのおおかみ)という龍神様で水・雨を掌られています。

675年、天武天皇の「人の声聞こえざる深山吉野の丹生川上に我が宮柱を立てて敬(いつ)き祀らば天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」という神宣により、建立されたと伝えられ、古の時より崇敬される由緒ある神社です。
高台の上にあるのでとても眺めが良く、とってもとっても気持ちのいい神社さんであります。そしてまたお祭りの素敵なこと素敵なこと!

この日の天気は快晴。カンカン陽気。
少し涼しくなり始める夕方5時ぐらいから祭事は行われました。
はじめの夏越大祓式は、半年の間に受けた罪や穢れを祓い清めるというご神事で、「茅の輪くぐり」が行われました。
茅の輪の左右の竹には、やまぶき保育園、川上小学校、聚の村、ホテル杉の湯、郵便局の皆さんが、願いを込めて書かれた短冊が吊るされ、爽やかな風に舞っております。

その願いの込められた茅の輪の中を、大人も子供もみんな輪になって、ぐるぐるぐるぐる。8の字を描きながら輪を3回くぐり,ワタクシも祓い清められ、ピカピカにして頂きました☆(たぶん…笑)


それから続きまして、境内に置かれた数百個の燈籠に火が灯され、願いが書かれた祈祷札のお焚き上げ神事が行われ、みなさんの願いをのせて、火によってパチパチと天へと届けられます。

願いが火と煙に乗って空へと舞い上がった後、だんだんと日も暮れて、一段とよろし気な時間になって参りました。灯籠の火は揺らめきながら龍神様を形作り、幻想的な雰囲気を引き立てます。ワクワクして参ります!
数百個の灯籠はお昼のもんのスゴく暑い時間に村の方々が汗だくになりながら並べて下さっていました。思いが火に灯ってグッと伝わってきます。

夕闇に浮かび上がるろうそくの火はとても神秘的☆
末 社の方には陶芸家の近藤宏克さんによる陶器の照明(ランプシェード)が飾られ、(飾られている作品は昨年ニューヨークに於いて展示された物だそうです)、 少しずつ夕闇に染まって行く空間に光による華を添え、夕闇の中に浮かび上がる光はまるで小さな星みたいで、空に流れる天の川が地上に降りてきたかのようで した。

まるで別の世界にいるような神秘的な空間になっていました
特別な時間、特別な場所。日常の中にフとした時に訪れてくれる特別な瞬間。少しずつ時と場が濃密になっていく……。
そして音楽が流れはじめました。
青山佳龍さんによるシンセサイザーと渡部勝樹さんによるチャランゴ、ケーナの奉納演奏、倭瑠七さんによる月の舞。
暗くなった境内には松明の光がゆれ、その浮かび上がる光の中に音は溶け、空間を満たし
その浮かび上がる光の中で月の舞が始まりました。

空間の中を広がって行くシンセサイザーの音、笛の音。
闇の中に舞う舞のシルエット……。
音は生命を持って、揺らぎ、振動し、僕らの中を通り抜け、七夕の空へと昇って行く。
その音を紡ぎながら、身体をゆらし、音は舞の中を通り抜け、神へと捧げられる。
まるで何かの扉が開いたように、場も、人も、音も、その瞬間の中に生まれいでた空間の中に溶け、一つの生命の音色を聴いている。


大人も子供も一心に見つめていました。
本 当に素敵な奉納。素敵な時間でありました。そして全ての祭事が滞りなく終わり、みなさんお家に帰られたぐらいのタイミングで、ドドーーっ!と大粒の雨が 降ってきました。龍神さんが『よし!全て見届けた。全て聞き届けたぞ。』とメッセージを送ってくれたかのごとくの最高のタイミングでの雨でした。
みんなが濡れないように待っていてくれたのかな〜?ありがたや!

本当に『聞き届けたぞよ!』の合図だったのか、雨は2、30分ぐらいですぐに止み、夜中にはお星様、次の日の朝は澄み渡る快晴となりました。
ありがとうございます!

こちらの丹生川上神社上社さんの拝殿のなかには、ご神木の胎内から出てきた、木の御霊と石の御霊とを合わせもつという御霊石がおまつりされており、命の宿った素晴らしい龍神様の絵も飾られています。神社に来られた際は、社務所の方に伺って、ぜひとも見せて頂いてください。とっても元気になりますよ☆
■丹生川上神社上社
http://web1.kcn.jp/niukawakamijinja-kamisha