オーガニックでヘルシーエイジングライフPART.14~野菜とフルーツの体を癒す力フィトケミカル~

オーガニックでヘルシーエイジングライフPART.14~野菜とフルーツの体を癒す力フィトケミカル~

食べ物で病気になっている現代

体内からのアプローチ第5弾。前々回PART.12と前回PART.13では野菜とフルーツ中心の食生活がなぜ癌や心疾患などの生活習慣病やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に有効で体にいいのかという内容でした。

今回はさらに進んで野菜とフルーツが人間の体にもたらす癒しの効果についてです。食品のことを知れば知るほど明らかになってきたのが「現代の食べ物は病気になるようにできている」ということでした。実は日本は農薬使用量世界1位の国。農薬・化学肥料・殺虫剤多量使用の農作物、F1種の作物、遺伝子組み換え食品、食品添加物、化学薬剤処理された食品、遺伝子組み換え飼料を餌とし成長ホルモン剤と抗生物質漬けの蓄水産物など、私達が毎日食べている食事のほとんどがこれらのどれかに属しています。

どれも明らかに健康に良くないと誰でも分かる食品ばかりです。私達現代人は、まさにこれらの体に良くない食べ物を長期に亘って摂取し病気になっています。また体内にこれらが蓄積され、さらに生体濃縮により子供へと親より高濃度で濃縮されていきます。これが今の若い世代や子供達の体が弱くなっている原因のひとつでもあります。

日本人の食事は加工食品の割合が多い

「食薬」という言葉をご存じの方も多いと思います。読んで字の如し「食べ物は薬である」という考えです。薬などなかった時代は食べ物を食べることで健康を保ち、病気を予防してきました。しかし、現代の日本人の食生活は加工・精製炭水化物食品の割合が多く全体の約66%、肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品が約20%、野菜・フルーツなどの未精製(ホールフード)のプラントフードがたったの6%でその他は豆類・根菜類が8%となっています。これでは日本人の食生活はまさに病気になるものを食べているといっても過言ではありません。

野菜と果物に含まれる天然化学物質

PART.12PART.13でご説明したのが、野菜とフルーツ(プラントフード)が体に良い理由のキーワードは野菜が体を酸性に傾けるアルカリ性であることと酸素を多く含んだクロロフィル、フルーツに含まれる消化酵素(ボディ・エンザイム)と消化エネルギーをほとんど使用しないことでした。

更に野菜とフルーツにはフィトケミカルと呼ばれる天然の化学物質が含まれており、フィトケミカルは人間の体に大きな癒しの威力を発揮します。このフィトケミカルは自然界にある植物を紫外線、放射線、微生物などによる脅威といった外敵から守る植物のフレーバー・香り・色素の成分のことで、ポリフェノール、アントシアニン、ベータカロチン、リコピンなどはフィトケミカルのほんの一部で今日分かっているだけで約一万種もあります。そして、フィトケミカルは必須栄養素ではなく人間の代謝には必要ではなく、摂取しなくとも欠乏症などを起こすことはありません。

フィトケミカルの威力

しかしフィトケミカルは抗酸化力が極めて強く、活性酸素の除去、そのダメージからの細胞保護、傷ついた細胞遺伝子の修復と病気予防、形成されてしまった癌細胞の複製や増殖を阻止、心臓や脳を健康に保ち記憶力や集中力の改善、感染症の減少、免疫力の上昇、男性性機能の改善、慢性疲労症候群からの解放、アルツハイマーの予防、抗老化作用などこれだけの威力を発揮する素晴らしい癒し効果のある植物栄養素です。

病気は食生活から見直す

要するに加工・精製炭水化物食品の割合を減らし、フィトケミカルを豊富に含む野菜・果物(プラントフード)の割合を増やす食生活は病気予防とエイジング対策につながり、健康長寿の源となるわけです。
病気になると、西洋医学の薬に頼ったり、医者にかかったり、またアロマセラピー、漢方療法、ハーブ療法、ホメオパシーなど素晴らしい代替医療もありますが、まず大切なのは自身の生活習慣を改め、食生活を見直すことだと思います。自然本来の固定種・無農薬無肥料・自然栽培の野菜とフルーツを食べて、癒しの効果のあるプラントベースの食事に切り替えることが基本です。病気は食生活の乱れが大きな要因の一つである可能性が高い場合が多いのが理由です。前出の「現代の食べ物は病気になるようにできている」を根本から改善する必要性があると実体験から学びました。