都会のオアシスとして四季折々の自然の美しさを見せてくれる椿山荘の庭園。
春夏秋冬の季節ごとの自然の美しさの演出でいつも訪れる人を喜ばせている椿山荘ですが、この時期は秋の雲母をイメージしたライトアップ演出をしています。

この企画は、照明デザイナー近田玲子氏のデザインによるもの。
霧をオレンジ色を基調に変化するＬＥＤで彩り、秋をイメージした「黄昏」を開催しています。同じく近田玲子氏によるデザインで2008 年より実施している、庭園のライトアップ「庭園光響曲」と合わせ、秋の夜に幻想的に照らされた紅葉を楽しむことができます。

椿山荘では蛍が自生できる環境づくりに取り組んでおり、初夏には庭園内のほたる沢周辺で、蛍の鑑賞楽しむことができます。今回誕生した「雲海」のライトアップは、ほたる沢に、庭園内の湧水を利用した霧を発生させ、それを四季に応じた色彩の照明でライトアップ。
森と霧と光の演出は、沢に架かる弁慶橋（通称“赤橋”）から眺めるとまるで雲海の上にいるかのような気分を味わうことができるそう。

椿山荘では、夏は清々しい「天空」をイメージしたブルー系、秋は「黄昏」をイメージした夕日のオレンジ系、冬は夜明け前の「東雲」をイメージしたパープル系と、季節によってコンセプトを設け、様々な色に染められた霧の変化を楽しむことができます。

また、蛍の住みやすい環境づくりに配慮し、蛍の育成・飛来のシーズンにあたる早春から初夏にかけてはライトアップを実施せず、照明は年間を通して省エネルギーのＬＥＤを使用し、照明器具も橋の裏側に設置しているそう。環境への配慮も、椿山荘の庭園が長く愛される秘密かもしれません。
空気がぴんと張りつめたこの時期に、光が織りなす幻想的な風景に包まれませんか？

■現在開催中の椿山荘ライトアップ■
【実施概要】 庭園光響曲－秋楽章－
【開催期間】 2012年11月1日（木）～12月25日（火）
※「黄昏」は、11月15日（木）～12月25日（火）
【時 間】 日没～22:00
（1 回約20 分間の点灯を1 時間毎に予定しています）
【場 所】 椿山荘 庭園内
【お問合せ】 TEL03-3943-1111(代表）

お問い合わせ先
ホテル椿山荘東京
TEL： 03-3943-1111(代表）
URL： http://hotel-chinzanso-tokyo.jp