神さまに一番近い聖山アトスの巡礼を終えて思うこと~天国の街~ウラノポリス PART.2

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10月23日に特別遠隔スピリチュアルヒーリングを行いました。
高波動に繋がる体験ができたと仰る方々から、ご感想を頂いております。
心より、アセンションの真っ只中にて高次元にシフトできる機会をシェアーできたことに感謝致します。

テッサロニキに到着した日は予告なしの24時間のタクシーストライキでした。空港からウラノポリス行きのバス乗り場まで、タクシーだと30分ぐらいと聞いていましたが、バスの乗り継ぎで3時間ほど掛かってしまいました。驚き!指を指している場所へ向かいます。

私がキリストのヒーリング法を使ってヒーリングをしている間、主人は同行した3人のギリシャ人とは別れ、「ホリーモンク」に会いたい一心で山を歩き続けました。険しい階段を登っている間に大雨が降り始め、傘もレインコートも身に付けないまま、山を登って行っていると、二人の巡礼者が山から降りて来ました。「もしかして、ホリーモンクに会いに行くの?」と聞かれたので主人が「はい。この道であっていますか?」と訊ねると、巡礼者たちは「あ~このまま登り続ければ大丈夫だよ。でも、私たちは2時間以上、会って下さいとお願いしたが……結局、顔すらも見せてくれなかったから、行っても無駄足になるだけだよ」と告げられたそうです。

主人は「そうですか?でも、ここまで来たのですから、行ってみます」と、雨の降る中、一段、一段、足を運びました。やっとの思いで平地に到着したのですが、若い僧侶に「こちらからは入れませんよ」と言われてしまいました。主人が「では、どこに行けばここにいらっしゃる僧侶と会うことができますか?」と訊ねると、「正門が開いていれば、そこから入って待っていて下さい」と言われました。

「では、そちらに行きます」と言って頭を下げたときに、ホリーモンクが現れて「いいよ!こちらに来なさい」と部屋に入れて下さったのです。 主人は興奮して、ずぶ濡れになった服も着替えなかったので、その後、風邪をひいてしまいました。けれど、そのことよりもアトス山のホリーモンクに会えたことに感動したそうです。30分ほど二人だけでお話することができました。

主人が何も言わずに黙っているると、ホリーモンクが「どこから来たの?」と訊ねて来ました。「キプロスからです」と答えると、「いや、もっと遠いところにあなたは長年住んでいたでしょう?」と聞かれたので、「はい、長年、オーストラリアに住んでいました。」と答えると、ニコニコしながらお菓子とお酒を勧めてきました。空腹だった主人のお腹には、自家製のお酒はきつかったようです。

感動していた気持ちを抑えながら、ゆっくりした時間を満喫していると、外から「先生、先生」と声がしました。「是非お会いしたく参りました」と何度も繰り返し男達の声がしましたが、ホリーモンクは「帰りなさい。会う必要はありません」と小窓から答えます。 「でも、私たちはテッサロニキからはるばる、あなたに会いたくて来ました。どうか、会って下さい」と男達。「もう、会っているではないか……」と僧侶。「もっと、近くで会いたいのです」と4人連れの男の一人。「また、今度にしなさい。それに、あなた達はテッサロニキから来たと言っているが、嘘をついているね。あなた達は●●●から来たのだろう?」とホリーモンクが言うと、みんな驚いて口を揃えて「そうです」と言いました。そして「どうか、先生、祝福して下さい」と重ねて言いましたが、ホリーモンクは「祝福したから、帰りなさい!また、今度来たら会ってあげます」と言って、小窓を閉めました。それから、主人に笑顔で「あなたは彼らと異なるエネルギーでよかった。今夜はどこに泊まる予定でいるのですか?」と聞きました。主人が「分かりません」と答えると、「部屋を用意させるから、ゆっくりして行きなさい」と言ってくれたそうです。

アトス山は広い領域で車やバスも民間会社があるそうですが、そのバスや車に乗せて貰うにも予約していないと、野宿することになるそうです。夏の間は暑いので野宿も良いでしょうが、蚊が凄いそうです。また、独自の警察が存在していて、持ち物検査もあるため、どこの修道院に行くのか、細かくチェックされます。テントなどは持ち込めません。また、1ヶ月のビザを発行して貰うには時間が掛かるうえに、招待制です。行き当たりばったりで泊まるところも決めないで唐突に僧侶に会いに行った主人は幸運でした。 食事も寝る場所もないまま、雨の降り続けるアトス山で野宿をすることになっていたら、風邪どろこか肺炎を起こしてしまったかもしれません。

私がヒーリングを終えた後に携帯電話に主人から電話が掛かって来て、興奮した様子が伺えました。 テッサロニキでディナーをともにしたラザロスさんは主人と一緒に同行したかったようですが、ラザロスさんの弟さんと友人はそれほど深い意味で真実を追究している訳ではないので、ありきたりの名の知れた修道院巡りができれば満足らしいです。車で3人でテッサロニキから来ていたので、主人には悪いと思いつつ「気をつけてね」と言って帰ったそうです。アトス山には車では行けません。巡礼者たちはリュックサック、または、小さなスーツケースを持ち込むことが出来ます。

アトス山から巡礼を終えて船で帰り、ウラノポリスに到着したときの顔は、皆さん、ニコニコ、ディトックスした顔、癒されたオーラでキラキラしています。 一度行くと、何度も行きたくなるそうです。

天国の街~ウラノポリスより~愛を込めて

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