山川紘矢さん・亜希子さん  愛と宇宙の意識とつながって生きる PART.7

日本における精神世界ブームがまだまだ下火だった時代から、ブライアン・L・ワイス博士、シャーリー・マクレーンさんなど、スピリチュアルの分野での海外ベストセラーを翻訳された山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻。「癒しフェア2012 in OSAKA」で語られたメッセージから、亜希子さんのお話をご紹介します。

私たちはまったく新しい日本を作ろうとしているのです

亜希子さん:

「目覚めるということは、自分のなかにパワーを感じ始めることです。自分のパワーは何かといったら、宇宙のパワーです。宇宙とつながった時の私たちは素晴らしいことができるのです。
ではそれにはどうしたらいいかというと、自分は素晴らしいパワーの存在だと気づき始めればいい。皆が今、気づき始めています。
病気や天災を体験したり、家族が大変なことになったり、離婚したり……、そういう出来事は、自分のなかにある愛とパワーに気づくために起こるのです。そして自分が何者であるか、自分がいかにパワフルであるかに気がつけば、病気は治るし、幸せになります。そういう人がこれからいっぱい出てくるでしょう。

震災に遭った地方でも今、皆がうちひしがれているのかというと、そうでもないらしいですね。仙台出身の友人が久しぶりに仙台に帰ったそうです。皆を慰めようと思っていたのだけれども、逆に「慰めなくていいよ。私たち元気だから。今とても元気で、私たちも一所懸命やっている」と言われたそうです。彼女は
『今までにない自分のなかのパワーを見つけているからって皆に言われちゃった』と言っていました。

今、私たちはTREというボディワークを2人でやっています。トラウマリリースエクササイズです。トラウマに陥った人が身体を震わせることでそのトラウマを自然に解放すると言う方法です。TREの解説とやり方を書いた本が5月にPHP研究所から出版されます。ぜひ読んで、実際にやってみてほしいと思います。TREを行うと、身体や心のストレスやトラウマを解放できて、とても楽になります。

最悪な事を頭で考えていると、実際にその事件を体験するよりもかえって元気を失って、自分の力を失ってしまうことがあるとその本に書いてあります。だから心配するよりも、私たちの力の部分にもっとエネルギーを注ぎ込むと良いでしょう。そして今起こっていることは、一人ひとりが自分の力を取り戻すために起こっているのです。

そしてその力が日本全体に広がる必要があります。日本は経済的にもダメになっているといろいろ言われていますが、そうではないと思います。私たちはまったく新しい日本を作ろうとしているのです。そのプロセスでいろいろ大変なことが起こります。職を失った人もいます。でもシステムが変わりつつあります。今は新しい働き方など、私たちは身を持っていろいろな事を試みている時です。そしていろいろなメッセージがあります。自分の力を信じてやりたいことをやって、自分自身をどんどん活かしていけば良いのです。

PART.8へ続く

★バックナンバーを見る→連載記事:山川 紘矢・亜希子夫妻

■山川紘矢・亜希子さん プロフィール

東京大学を卒業後、紘矢氏が大蔵省に入省。夫婦で海外生活を経験する。紘矢氏の退官後、翻訳家に。海外の有名ヒーラー達の著書を多数翻訳するほか、自身の著書やワークショップなど幅広く活動。
共訳に『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ著、角川文庫)、『聖なる予言』(ジェームズ・レッドフィールド著、角川文庫)、『カミーノ―魂の旅路』(シャーリー・マクレーン著、飛鳥新社)、『心を癒すワイス博士の過去生退行瞑想』(PHP研究所)など多数。

公式サイト
http://www2.gol.com/users/angel/

山川紘矢・亜希子オフィシャルブログ「天使の羽根」
http://egoen.jp/blog/yamakawa/

公式ツイッター
https://twitter.com/#!/angelakiko