未来リーディングメソッド「FLP」の創始者 アン・ジルチさんインタビュー

「ザ・フューチャー・イズ・ユアーズ」の著者アン・ジルチさんは、ヒプノセラピーのセッション中に突然知るはずもない未来が見えるようになり、FLP(フューチャー・ライフ・プログレッション)というメソッドを生み出しました。

未来は決まっているわけではない。けれど、今この選択した未来を垣間見ることは、究極のシミュレーション。そして、その見えた未来に対して軌道修正を今からすることもできるというもの。5/30発売のTrinityにも登場します。本誌にはご紹介できなかった内容をご紹介します。

Q.FLPの著書「ザ・フューチャー・イズ・ユアーズ」では、未来世には4つの扉があると仰られていますね。

基本としては4つですが、今世のちょっとした選択によってどんどん未来は変わっていくと思います。来世は、まず1つは自然に戻るある意味原始的な環境に住む未来、そしてもう1つはすごいハイテク技術などが駆使されているような世界、3つ目は宇宙船のようなまたは地球以外の星に住んでいる、そして最後の4つ目は人間とての身体をもたない光の存在として。来世に通じて皆さんをセッションする際には、この4つのタイプが出てきますね。これのどれよくてどれがよくないというものではありません。一見“原始的な”というとあまりよくない未来に感じることもあるかもしれません。けれどある意味で過剰になり過ぎたハイテクの技術から脱却してもっと自然に近く、ある意味では自然と調和して暮らしているというということになると思います。すべては、今どうゆう生活をしているかが未来に影響にしてきます。

 

Q.未来リーディングというのは、恋愛、結婚や仕事、投資というすごく現実的な部分の見通しを立てることに長けていますよね。

はい、現実的な部分というのは非常に大切なんです。もちろんスピリチュアル的な部分も重要ですが、たとえばすごくスピリチュアルな方たちで皆さん、周りのことをとても大切にしていろいろしてあげているけれど、自分のことに関しては無頓着で世話をしていないという人が多いんです。けれど、自分のことをまずきちんと大切にしていなければ、最終的には周りの人を助けるということはできないですよね。自分の幸せとか、自分の生活の心地よさ、楽しみなど自分の日常生活のなかにちゃんと愛情があるのか。そういったことをきちんとできていなければ、どうやっても大きな社会や世界の役に立つことができるでしょうか。恋愛や結婚仕事というと、とてもエゴ的な感じがするかもしれませんが、私はそうだとも思いません。人間として、この肉体をもって地球で生きている限りは、まず自分のことを大切にすることをしていかなくてはいけないと思います。それがステップ1ですね。(するべきだと思います。)

 

Q 自分の好きな人と将来結婚したいという望みを持っている場合、未来リーディングをどう生かしたらいいのでしょうか? もし、彼のいない未来が見えてしまっても解決可能でしょうか。

たとえば5年後の未来、好きな人と一緒ではなかったとする。だからといって、もちろん必ずそういう未来が訪れるわけではありません。もし、今の段階では5年後に一緒の未来が見えなかったとしても、もし彼と一緒でなければ、どうしてこの未来になったのかの原因を探っていけばいいんです。それよりも一年前の未来を見ていくなどで、たとえば、あの時引っ越ししたとか、大げんかしていたというようなことも見つかるかもしれません。彼が、あなたにこうして欲しかったというのがわかれば、今からそれを改善することで予防できますよね。または、未来に行った時に“彼がいなくても本当に幸せ”という体感が得られたのなら、流れに身を任せればいい。絶対に彼がいることが幸せだと限りません。感情も一緒に体感できるのがポイントです。

 

<Profile>
アン・ジルチ
ロンドン出身。世界中にクライアントを持つ、サイキック、著者、セミナーリーダーであり、未来を自分で体験する画期的な手法「フューチャー・ライフ・プログレッション(FLP)」の考案者。現在唯一のFLPセラピスト・トレーニングを世界各国で提供し、企業に対するコンサルティングやトレーニングも行っている。多数のテレビやラジオ番組にも頻繁にゲストとして出演している。
http://www.futurelifeprogression.co.uk/jp/
http://ameblo.jp/flp-japan22/(日本窓口 カーンドーフさかやさん ブログ) 

つづく