~私たちの身体のタンパク質の栄養に成る食材は何でしょう~
お肉の栄養は、タンパク質が豊富ということですね。タンパク質には大きく分けて植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の2種類に分けられます。アミノ酸構成の似ている動物性タンパク質が身体を構成するのに良いと一般では言われていますから、ご飯とみそ汁と漬物だけで大丈夫? と不安になる声も聞かれます。
宇宙法則から言うと「陰と陰、陽と陽は排斥する」とありますから、同種を、または近親者は排斥し、合体することは出来ません。
例えば磁石はプラスとプラスはくっつきませんよね。
右回りのネジを入れたいのに左回りでは、入りませんよね。
凸と凸も納まりません。
男と男では、子供が出来ません。
体内で一番多い割合を占める水分からみると2番目に多いのがタンパク質です。
筋肉・髪・皮膚・爪・内臓など、アミノ酸がたくさん繋がりタンパク質になり、私たちの体の構造の素になります。
現在知られている数で約20種類のアミノ酸があり、その中でも体内で合成できるアミノ酸と、飲食から取り入れて補給していく必要がある必須アミノ酸があります。
必須アミノ酸には、トリプトファン・イソロイジン・スレオニン・ロイシン・リジン・バリン・メチオニン・フェルアラニン・ヒスチジンがあります。これらがバランスよく配合されることでより健康的に身体機能が発動します。
肉食獣が草食動物の何処から一番に食べると思いますか。
腹です。
肉食獣は赤血球を作りだす葉緑素を消化吸収する酵素が足りず、草食動物の内臓物から分解消化された葉緑素を取り込んでいるのです。タンパク質そのままの肉の塊だけを食べている訳では無いのです。
~ご飯には、適量の糖質・たんぱく質・脂質が含まれている~
お茶碗一杯のご飯の栄養を知っていますか。ご飯のタンパク質は、100g中に3,8gあります。その他にカルシウム、鉄、ビタミンB,E、ミネラル、食物繊維、脂質、亜鉛ならアーモンド20粒分もあるのです。ご飯には、炭水化物の糖質だけでなく、バランス良く栄養がたっぷりあります。大人1人1日当たり体重1kgに1gのたんぱく質が必要なので、60kgの人は60gのたんぱく質で良いのです。
近代は、技術の発達で精米度が高くなり、真っ白になった白米になりましたが少し前は、今で言う7分搗き米が白米と言われて、食されてきました。それより昔はもっと精米度が低かったと思いますから、糠の部分、胚芽の部分が付いていてさらに栄養があった事と思います。
唯一ご飯にはリジンの栄養が足りないので麦や大豆の食品で補うことが出来ます。
麦ご飯にしたり、大豆発酵食品の味噌を利用した味噌汁、味噌漬け、味噌炒め、味噌和えにするとバランスが良くなります。
一般の方は、白米で食べていると思うので、自分で精米調整できるなら7分搗きをお勧めします。
さらにパワーをつけるには、雑穀を1~2割入れること、海の塩を少し入れて炊くと美味しくて元気の出るご飯になります。
または、スープに雑穀を入れて煮込んでもいいですね。
私は元気をつけたいときに、ヒエのスープを作り頂きます。ご飯とワカメ入りのお味噌汁を毎朝飲んでいれば、必須アミノ酸、ミネラルの必要量を満たすので心配は要りませんよ。
今日もお付き合い下さり有難うございます。
久恵流フード(風土)ヒーリング♡クッキングサロン玄水円:吉田久恵
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