大阪の平凡な家庭で生まれ育ち、幼少期は母親の足もとにまとわりつく甘えん坊だったようです。スポーツに明け暮れた中学高校時代を過ごして、身体を酷使する中で、肉離れや疲労骨折などのケガの経験は数えられないほど。その度に身体への関心が高まり、自分でケアしたり部活の仲間にマッサージを施したりして身体とのつながりを構築していったのだと思います。
20年に渡るセラピスト人生ですが、我ながらずいぶん土臭いセラピストだなと自覚しています。
メキシコやペルー、ブラジルなど中南米を中心に10か国以上渡り歩いてきました。ヒッチハイクで移動をしたり、マチュピチュまで1週間かけて歩いてたどり着いたり、アマゾンでは何週間もテントで過ごしたりといった経験をしてきました。
古代からの叡智を受け継ぐ現地のシャーマンなどとの触れ合いを通して、イーグル(北米大陸の意識の象徴)とコンドル(南米大陸の意識の象徴)の影響を受け、私の意識がどんどん開かれていきました。
メキシコ最高峰のピコ・デ・オリサバという5600mの山があるのですが、その登頂を目指して毎週4000m級の山でトレーニングしていた時がありました。高地では、酸素量が少ないので、自ずと呼吸1つ1つを大事にするようになります。1回の呼吸でいかに酸素を取り込むかが重要になるわけで、今思えばそうした呼吸1つ1つが、ハートチャクラが開く基盤になっていたのかもしれません。
メキシコで12年間過ごす中でいい仲間とめぐり会い、それぞれの魂を磨く旅を歩めたことが私にとっての大きなギフトです。スペインからの侵略を免れた砂漠の民の聖地を10日間歩き、寒い夜は缶詰のイワシのようにくっついて寝た話などnoteに綴っていますのでよろしければHPからご覧ください。
現在は、自然農で土いじりをしながら、クラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスという手法を使って、ボディ・マインド・スピリットの統合をサポートさせていただいています。
イーグルやコンドルのように高い視点を持ちながら、しっかりと地に足がついた取り組みができるように心がけています。
こころや身体の痛みがなくなることはもちろんですが、「空」という魂の故郷を体感していただくことを最大の喜びに、日々お仕事をさせていただいています。