不登校の子の魂 — 風の時代の子ども達〜封建主義的教育が合わない子ども達

最近私が多くお受けする不登校のご相談は、風の時代だからこそ、こう言う魂の方が生まれるのだと感じるお子さんが多いのです。
わたもり

「風の時代だからこういった方々が多く生まれているのか? それとも当店にだけ、こう言った魂の方が多くご来店くださるのか?こう言った魂なら学校や大きな会社や組織が合わなくて当たり前でしょう」
と最近は思うことが多い、ホリスティックカウンセリングのわたもりです。

私のホリスティックカウンセリングでは魂の性質もみますので、その魂の性質が不登校の原因になっていると思う事があります。
それは2020年末からの「風の時代」に合わせて起こっているようなのです。

 

不登校の子どもの魂

今までたくさんのご依頼をお受けしてきて、不登校のお子さん、もしくは、かつて不登校だった大人の方の魂には、色々なタイプの方がいらっしゃいました。

スピリチュアルの間違った認識として、魂が霊的世界に帰ればリセットされて、皆一律に同じ魂に戻ると思われている方が多いようですが違います。
(わたもりのTrinity過去記事)
魂の年齢と特徴 — 魂が幼い程立派になりたがる〜魂に関する勘違いとは〜

それまでの前世でいろいろ経験し、その時の体験や性格を魂の個性としてこの世に転生しています。
転生回数が多い人・少ない人、人間としての転生が少ない人、霊的世界の特殊な魂を持っている方など色々いて、「この魂なら不登校になっても仕方ないよね」と思う事もあります。

・人間への転生がほぼ初めてで戸惑っている、怖がっている
とにかくあれもこれも怖い。言われても何を言われているのか判らない。この世で生きて行く素地が無いので何をどうしたら良いのか判らない。

・前世で実力を伴わない王侯貴族等だったので、自分で頑張る事が出来ない怠け者
「なんで俺が(私が)やらなきゃいけないの⁈」と、「何様?」と言いたくなる発言が多い方。口ばかりで能力がない方も多い。

・本来は霊的世界の生き物なので、人間の子に合わせるのが馬鹿馬鹿しい
霊的世界の生き物達は感覚や性質が普通の人間の魂とは違うので、皆同時に同じ事をするのが理解できない。

他にも色々な魂の方がいらっしゃいますが、最近私が多くお受けする不登校のお子さんは、風の時代だからこそ、こう言う魂の方が生まれるのだと感じるお子さんが多いのです。

 

風の時代の不登校児

以前、風の時代について記事を書きました。
風の時代、地の時代 — 風の時代に活躍できる人、出来ない人〜2020年12月22日のグレート・コンジャンクションから風の時代に〜
風の時代をどう生きたら良いのか? — パラダイムシフトと変容の時〜私達はもっと自由になれる

今読み返すと、「肝心なことが伝わりにくい」と思うので、改めて簡単にご説明します。

風の時代の前は、地の時代(もしくは土の時代)で、封建主義、組織社会、家長主義と言った、「どこかの組織に属し、トップの人に付き従う」と言う特徴がありました。
それは、良いでも悪いでもなく、地に足をつけて現実的に生きるという土台を作る時代だったと私は思います。

現在は風の時代で、ゆるふわスピリチュアル好きな方は「感覚的」「個性」「自由」と言った地に足が付かない感じでとらえている方が多いようですが、違います。
簡単に言うと、封建主義や組織を尊重する社会ではなくなるという事です。

極端に言うと、個々が一つの会社となるような感じです。
自分の得意なスキルを持ち、組織に依存せずに生きるようになるでしょう。
逆に言えば、大きな組織に従えば守られる社会では無くなる事も予想されます。

これからは、何らかのミッション毎に必要なメンバーが集まって仕事を成し遂げ、その都度自由にメンバー構成を変える、個と個の結びつきで仕事をしていく時代になっていきます。
会社と言う組織に守られて、上の人たちが方針を決め、下の人が割り当てられた仕事を働きアリのようにせっせとやっていく時代とは、働き方が大きく変わると。
逆に、会社に守られないので、揺れない心身を持ち、高い自己管理能力が必要になります。

自分で自分をプロデュースし、スキルを磨き、他者を尊重しつつも迎合せず、情報を正確にやり取りしていける方が活躍するでしょう。
また、障害など出来ない事がある方も、「出来る部分だけを活かして」他者と繋がって物事を成し遂げていくことが可能になると私は考えています。

私はホリスティックカウンセリングの中で「この世に生まれて来た目的」も見させていただきますが、今まで私にカウンセリングをご依頼くださった方達に限って言えば、この風の時代への変換期前後に生まれ、不登校になる方達は「人の上に立つ、または、個人で活動する」と決めて生まれて来た魂の方が多いと感じます。

 

封建主義的教育が合わない子ども達

上記のような方も、魂が大人だと波風立てずに周囲に合わせることも出来ますが、目的が決まっている若い魂の方は、ある意味傍若無人と言ってもいいような勢いで、人生を進んで行きます。
早くから開業し、バリバリ稼いでいくような方です。

また、この風の時代に必要なIT技術を開発し、インターネットと言った通信網等をここに至るまでに作り上げた方達は、風の時代に向けやってきた、先遣隊と言って良いでしょう。

そう言った魂を持つ子ども達は、皆と同じように、平等に、同じことをして、上からの指示に従って、自分の頭で考えずに、または、考えても一定の枠の中でしか考えないようにする、これまでの世界が合わなくて当たり前です。
私は不登校の子が少ない時代の生まれですが、子ども時代には「そんなことまで考えなくて良い。与えられた目の前のことだけやりなさい」と怒られ、納得できず、意識を乖離させながら生きていました。
そういう方は他にもいらっしゃるのではないでしょうか?

とは言え、不登校を推奨しているわけではありません。
幸いなことに、現在、教育機関は単位制、通信性等、色々な形態に変わりつつあり、これも風の時代へ向け変化しています。
無理やり枠にはめ込もうとした時代とは違います。

これからの子育ては、親御さんもお子さんも、魂の性質の見極めが大事になると私は考えています。
身近な両親の性質がお子さんの人生を豊かにもする場合も、妨げになる場合もあるからです。
生まれ持った性質は、生まれてからの行動全般に現れていますので、身体、心、性質、家系、霊的問題等を全て見る必要があります。

— 現在、私が一つ懸念している事があります。
それは、時代や教育がどんなに変わっても、日本が世界から賞賛される「礼節」「親切さ」「思いやり」と言ったものは大事にしたいという事。

お金を稼ぎ、有名になる事が、賞賛されるべき事ではありません。
人としてどうあるかが大事だと私は思っています。
今は恥も外聞もなく、目立って金さえ儲けられたら良しとする人がもてはやされていてうんざりします。
「そんなにお金があるなら、働いてくれている従業員にもっと給料払ったら?人としてよく恥ずかしくないね」と思うのです。

この日本と言う国は、スピリチュアルな視点から見て、とても特殊な国なのです。
古来より大切にしてきた日本人の尊い性質を、時代や世の中がどんなに変わっても大切にして行きたい、と、私は思うのです。

 

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https://www.el-aura.com/writer/watamori/?c=88380

 

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