全国的な猛暑、水害、コロナの再流行と日々の生活が一層厳しくなる中で — 四緑木星9月は、遠方との交流が人生の新しいステージへと導く時
9月を迎えました。暦の上では秋ですが、先月は全国130地点で猛暑日を記録するなど、危険な暑さが続いています。今月も全国的に気温が30℃台の日が続く見込みで、もはや日本の9月は“盛夏”真っ只中と言っても良いかもしれません。TRINITY読者の皆様も、連日の酷暑で体調など崩されてはおられませんでしょうか。
先月は鹿児島で台風12号、秋田で記録的な大雨が発生するなど、大規模な水害が住民の生活に大きな影響を齎しました。一方で都心では、沈静化したとされていた新型コロナウイルスの、感染者の増大が指摘されています。「カミソリを飲み込んだような強烈な喉の痛み」が特徴とされるオミクロン株から派生した変異型「NB.1.8.1」(通称「ニンバス」)が、今後どこまで猛威を振るうか、十分な警戒が必要です。
経済面では、今月も冷凍食品やマヨネーズ、醤油、アイスクリームなど1,235項目の商品が値上げされ、庶民の生活は更なる逼迫が見込まれています。肝心の政策を担う与党・自民党は先の参院選大敗の総括を巡って、総裁選の前倒しで党内が揺れに揺れています。新総裁・新総理の誕生で果たして状況が好転するか、なんと不透明な晩夏から初秋となりそうですが、希望を失わず日々を生き抜きたいものです。
白露を迎える9月7日、月運が五黄土星から四緑木星に移ります。四緑木星は、“風”を表す星です。往来、遠方、斉(ととの)う、交通、取引、盛況といった象意があります。
人に例えれば、旅人、迷い人、商人といった、距離感を持って“動き”を表すもの、また信用、縁、調うといったキーワードが浮かび上がります。
この9月に関しては、仕事に関しても個々のプライベートに関しても、四緑木星の“遠方”“往来”の暗示がある通り、遠方への旅行などによる都会⇔地方間の人間の往来が増え、そこに新しい交流や恋愛のきっかけがありそうです。これまでSNSで交流を深めていた遠方の人に会いに行き交際が始まったり、事業をされている方は遠方の企業と新規の取引が始まったりと、喜びごとに恵まれることがあるかもしれません。
9月の月運の干支は、“乙酉(きのととり)”。酉は瑠璃(宝石)の光明、季節で言えば秋を、乙は草花、そして優しさを表します。今月は、秋を迎えた草花のように人を惹きつけ、また穏やかな性格が周囲の好感を呼び誰もが魅力を増し、異性にモテる華やかな雰囲気となるでしょう。仕事面に於いては、他人の面倒をよく見ることで、職場のチームワークが良くなり、人望が上がるといったことが起きるでしょう。コミュニケーション能力が上がることで、環境が好転してゆく気配です。
二十八宿は“柳宿”。今月は、会社の設立登記や開業、移転、家の新築に適した月です。また、今月はヨガや滝行、整体などの精神鍛錬や身体のリフレッシュをすると、運が上がりそうです。また、知人から持ち込まれていた、気の進まない案件なども、キッパリ断るのには良い月と言えるでしょう。
重要な契約や勝負事に関しては、大安の2日、8日、14日、20日、25日、一粒万倍日の4日、7日、12日、19日、24日、百事吉の8日に設定すると良いででょう。デートや告白、プロポーズを考えている方も、上記の日を選びましょう。なお、今月の暗剣殺は東南となります。また21日からは、天一天上の期間となります。今月下旬は、家の掃除さえしっかりしておけば、方位に障りはありません。
再び巡ってきた“食”の季節が社会を、個人の人生を揺さぶる — 試練に耐えた勇者が、誰よりも豊かな神の祝福を受ける9月に
西洋占星術の観点で言えば、1日は牡羊座で逆行していた土星が、逆行するあまり魚座に戻ります(~11/28)。晩秋まで、計画のとん挫や停滞感、挫折感などマイナスの感情を揺さぶられる出来事に見舞われるなどして、メンタルヘルスの不調を訴える人が多そうです。この時期は無理せず、精神的に辛い時は専門家のカウンセリングを受けたり、信頼できる仲間、友人の支えに頼った方が良いでしょう。
2日には、水星が乙女座へ移動します(~9/18)。この時期は意識面で変容が起き、心理的、物理的に整理整頓が進みそうです。これまで知り合うことのなかった、違う世界の住人との交流で、価値観が変わるなど視野が広がる気配です。
6日には、双子座の天王星が逆行に転じます(~2026.2.4、再び牡牛座に戻るのは2025.11.8~)。変革の星・天王星が逆行すると、コミュニケーション、交通手段、教育といった分野での革命的な発明、変化の流れが一時的に停滞します。この晩夏から中秋にかけては、現行の社会システムに大きな変容が起こることは考えにくいでしょう。
そして8日3時9分には、魚座で満月を迎えます(ブラッドムーン)。赤銅色に染まるこの満月は、皆既月食となります。今月末まで続く激動の“食”の季節のスタートです。この時期のテーマは“旧いものの完全なる解体と再生”です。普段は隠蔽されていた疚しいもの、避けていたもの、悪しきものが表に露見し、溶けて消えてゆく。過去の忌まわしい失敗、罪の意識を清算し、癒しのプロセスへと入ることで、魂の目的と三次元での行動を一致させてゆく、大きなターニングポイントの時です。
18日には水星が天秤座へ(~10/7)。あらゆるものの“清算”が進む中で、個人に於いては強いご縁のソウルメイトとの魂の再会、パートナーシップの強化が期待できる時です。翌19日には、金星が乙女座入り(~10/14)。この時期は、まさに熱い友情や恋愛が始まる、未来への楽しい予感で包まれる時。自ら積極的に行動しご縁を強化することで、世界も変わってゆくでしょう。この時期の世相は、戦争や騒擾、対立など、大小の争いが頻発し、残酷で凄惨な場面を目の当たりにするかもしれません。心が繊細な方は、テレビのニュース等を観るのは極力避けた方が良いでしょう。
そして運命の22日4時54分には、2度目の乙女座での新月を迎えます。この新月は、部分日食となります。2週間前の皆既月食からの流れで、しっかりと過去を整理整頓し、過去の後悔ややり残したことを浄化することで、現状が良い方向へと大きく動き出す時です。太陽が一時的に光を失う“食”は、国家権力や時の政権の崩壊、これまで隠蔽されていた国家機密の暴露など、“国のカルマ”が解消を迫られる時でもあります。名古屋で問題となっている合成麻薬『フェンタニル』を巡る一連の問題で、この時期は大きな捜査の動きや世間を揺るがす発表等があるかもしれません。強力な浄化と、再生のエネルギーが“これでもか”と地上に降り注ぐ、日食となりそうです。
同じ22日には、火星が蠍座へとへ移動します(~11/4)。この時期は、誰もが“熱く”なります。社会への迷惑行為や舌禍による誹謗中傷、周囲との口論など大小のトラブルには、十分に注意しましょう。恋愛面では、文字通り人生を揺さぶる運命の出逢いとの、絆が深まるきっかけが起こるかもしれません。“それまでの自分とは、違う自分に生まれ変わる”。そんな気持ちが高まってゆく、遅れて来た秋の始まりとなりそうです。
この夏は、久々に自宅の書庫の整理をする中で、青春時代によく読んだ東西古今の詩集を読み返していました。今から160年前、アメリカの南北戦争に従軍し、負傷した南軍の兵士が、ニューヨーク州立大学病院の病室で記した「無名の南軍兵士の祈り」という詩があります。
偃武の世を享受しながらも、その酩酊の中で新たな苦悩を抱える、この現代日本で生きる私たちに、19世紀に書かれたこの詩は、何かを投げ掛けてきます。
今月は最後に、それを紹介したいと思います。
“The Prayer of an Unknown Confederate Soldier“
I asked God for strength,
that I might achieve.
I was made weak,
that I might learn humbly to obey…
I asked for health,
that I might do great things.
I was given infirmity,
that I might do better things…
I asked for riches,
that I might be happy,
I was given poverty,
that I might be wise…
I asked for power,
that I might have the praise of men.
I was given weakness,
that I might feel the need of God…
I asked for all things,
that I might enjoy life.
I was given life,
that I might enjoy all things…
I got nothing I asked for —
but everything I had hoped for;
Almost despite myself,
my unspoken prayers were answered.
I am, among men, most richly blessed!
大事をなすための力を与えてほしいと神に願ったのに
従順さを学ぶようにと 弱い人になった
偉大なことができるようにと健康を望んだのに
より善きことができるようにと病弱さを与えられた
幸せになるために富を求めたのに
賢くなれるようにと 貧しさを授かった
人々の賞賛を得ようとして力を求めたのに
神の必要を感じるようにと 弱さを授かった
生活を楽しもうとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと 生命だけを授かった
求めたものは何も与えられなかったが
願ったことはすべて叶った
こんな私なのに、声を出して言わなかった祈りも
すべて叶えられ 私は誰よりも豊かな神の祝福を受けた
あなたが一見理不尽にも見える苦難と戦っている姿を、誰かが、ちゃんと見ています。汚れのない祈りは、必ず天に通ずるものです。艱難を乗り越え、ひたむきに生きてきたTRINITY読者の皆様が、この9月、誰よりも豊かな神の祝福を受けられるよう、祈念しております。
(了)



















