【3】病気の前触れと自然療法 — 過敏体質HSP・エンパスの為の新型コロナ・インフルエンザ対策

落ち着いて、冷静になり、病気でさえも味方に着けて、この時代を乗り越えていきましょう。
コロナ

前回は西洋医学によるコロナウイルス治療や、何故今強力なウイルスが現れたのかを運命論的に書きました。

肺炎になりやすいと考えられる人の特徴についても書きましたが、今回は病気の前触れとなる現象や、各自然療法と過敏体質の方の相性についてお伝えいたします。

 

各自然療法の特徴

治癒の方向性
西洋医学以外の自然療法は基本的に人間の免疫力と同じ方向性=身体に入った不要なものを外へ出すものです。

東洋医学
免疫力と同じ方向性ではありますが、身体の状態により症状を抑える事も出来ます。
薬膳、漢方薬、鍼灸、あんま、気功など、中国大陸の各地でそれぞれ発展した治療法の総合したものが東洋医学です。
私が過去に書いた東洋医学ガイドをご参照ください。
「秋冬は落ち込んで当たり前?―わたもりのホリスティック医療ガイド」

「不幸と病気の原因は「不自然」? — わたもりのホリスティック医療ガイド」

「自分はどこで生きているのか? — ホリスティック医療ガイド」

最近は西洋医学の医師が漢方薬や鍼を使う事もありますが、西洋医学の医師免許を取るのに膨大な勉強量が必要なように、東洋医学もそれは同じで、西洋医学の医師免許を持っているからと言って漢方薬等を使いこなせるとは限りません。

漢方薬は、「効果も副作用も少ない穏やかな作用の物」「効果も副作用もそこそこな物」「効果が高いが副作用も強い物」をバランスよく合わせて作られているので、副作用が無いわけではありません。
過敏体質の方は漢方薬で副作用が出たり、鍼灸治療等でも作用が強く起る事もあるので注意が必要です。

ホメオパシー
200年前にドイツで始まった医療方法で、身体の中の不要なものを外へ出し免疫力を正常に保つ、免疫力と同じ方向性の療法です。
砂糖玉や液体状のレメディ(西洋医学の薬にあたるもの)は、それぞれに厳密なレメディ像(=当てはまる症状)があり、合っていないものだと全く作用しませんが、副作用がないので過敏体質の方向きと言えます。

治癒の段階で過去の抑圧した身心の症状の排泄として咳、鼻水、下痢、嘔吐などの症状が出る、つまり一旦病気の症状となる好転反応(=毒出し)が起こる場合があります。
身体の中に病原が残らないため、治癒後は病気の前よりも健康になるとされています。
注意点としては西洋医学の考え方と全く違うので戸惑う事も多く、ホメオパシーの治癒過程を理解しておくことが必要です。

コロナ

中国から退避したインド人700人がコロナウイルスに感染していなかったそうですが、インドはホメオパシーが第一医療です。
コロナウイルス関連ではインドの厚労省にあたるAYUSH省がコロナウイルスにはホメオパシーが有効であり、予防としてレメディの「アーセニカム 30C」を空腹時に3日間取るのを推奨したそうです。
1918~1919年のスペイン風邪(インフルエンザパンデミック)時のあるデータでは、西洋医学で治療した人の生存率は72%、ホメオパシーを利用した方達は99%だったそうです。