セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」26話

大きな笑顔は、自分を癒し、人を癒し、地球を癒す。 ニコニコマークが心の扉の鍵を開ける一つの暗号かもしれないね^^

もうすぐ一年が終わろうとしている。

この一年、心の奥深いところにあるダイヤル式の鍵を、あっちに回したり、こっちに回したりして開ける作業をずっとしていた。

鍵を開けるための暗号がわからないから、直感を信じて、心が求めることを行動に移していた。

ポジティプな方向へと、ネガティブな方向へといっぱい回した。
光と闇の間を行ったり来たりした。

一見、なんの意味もなさそうに見えることもいっぱいした。
心が楽しいことも、苦しいこともたくさんした。

体当たりの一年だった。

そうして、ようやく、もう少しで、カチッと音がしてロックが外れる気がしてきた。
きっと、そう……。 信じる。

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先日、セドナの中でもかなり標高が高いところにあるウエストフォーク(West Folk)を歩いた。
ここは、ポンデローサパインとアスペンツリーの針葉樹林のハイキングトレイル。

トレイルを少し入ったところには、開拓者たちが住んでいたレンガの住居跡が残っている。

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ちょうど太陽が丸い窓枠に差し込んでいた。
鍵のついた蓋がポコッと外されて、大地に置かれているようにも見えた。

うふふ……♪  なんだか素敵なことが起きる予感がしてきた。

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午後から歩き始めたので、太陽はすでに西側の岩壁の向こう側に行っていた。

冷蔵庫の中みたいにひんやりとする空気の中、高くまっすぐに伸びる木々の間をゆっくりと歩いた。

ここは、静寂で神聖な神社のような気配の森。

一歩一歩、踏みしめるたびに、枯葉がカサカサと音をたてる。
足の下から、大地のダイナミックなエナジーが入ってくる。

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大きめの石の上に順番に足を乗せながら、ゆっくりと小川を渡る。
次の岩に足を大きく踏み出そうとした時、体の中にせせらぎの音が入ってきた。

小川の真ん中で、静かに目を閉じてみる。
全身が洗い清められていくのを感じた。

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岩壁を伝ってくる風の音。
鳥のさえずり。
枝の擦れる音。

大自然のいろいろな音がオーケストラのように身体中に響き渡る。

しばらく歩いたら、山火事の跡があった。

焦げた木のそばに行き、火のエナジーを体に取り入れてみた。
冷えた体の内側が暖かくなってきた。

4つのエレメント、大地、風、水、火、に感謝を捧げながら、それらを自分の中で統合した。
自分であって自分でない、自分が大自然の一部となった時、心の中の一つの鍵がパカーンと開いた。

針葉樹の森が、それを手伝ってくれた。
天に向かってそびえる針葉樹は、心のアンテナのようだ。

気づいたら、心から大きく笑っていた。
超シンプルでありながら、最高に幸せな笑い。

今年は、光と闇の間を行ったりきたりした人が多かったかもしれない。
それは、新しい自分の人生の道につながるドアを開けるために、きっと必要な経験だったに違いない。

気づけば、みんな同じような心の旅のプロセスをしている。
みんな一緒。

大きな笑顔は、自分を癒し、人を癒し、地球を癒す。

ニコニコマークが心の扉の鍵を開ける一つの暗号かもしれないね^^

いつもありがとうございます。

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