サイマーさんからのメッセージ ⽇本から世界へ広げる「コンパッション〜愛にあふれた思いやり」

今年の夏以降、南伊⾖に「意識の⽬覚め」を⽬的としたヒーリングセンターなどを開設予定のハー・ホーリネス・サイマー・ラクシュミ・デヴィさん(以下、サイマー)。
なぜ今、私たち⽇本⼈に向けたメッセージの発信や、世界で唯⼀、サイマー⾃らがワークショップやプログラムを提供することにしたのか、その真意や⽬的などについて、サイマーさんの⽇本での活動をサポートする、レイコ・デューイさん(サイマー・ジャパン代表)にお話ししていただきました。

—— サイマーはなぜ今年、「⽇本⼈の意識の⽬覚め」に注⼒したいと考えていらっしゃるのでしょうか?

レイコ・デューイさん:それは今年から、「本格的なコンパッションの時代の幕開け」にする必要があると、サイマーは考えているからです。
「コンパッション(compassion)」とは、直訳すると「同情」ですが、サイマーが意味しているのは、「お互いが深く理解し合って愛し合うこと、愛にあふれた相互理解という思いやり」です。
コンパッションの時代とは、お互いを批判し対⽴するのではなく、理解し合って歩み寄る調和の時代、もっとわかりやすく⾔えば「思いやりを⼤切にして、⼈々がつながり直す時代」です。
コンパッションへの⽬覚めは、⽇本⼈だけでなく、世界の⼈々の⽬指すゴールです。そのきっかけづくりとなる役割・責任を担えるのが⽇本⼈である、とサイマーは信じています。
⽇本では今年から来年にかけて、東京オリンピック・パラリンピックなど様々な国際イベントも開催され、世界中から多くの⼈々が集まって来ます。
ですから今が、⽇本から「コンパッション」の時代を幕開けさせて、徐々に外へと広げ、世界全体を包み込んでいける好機なのです。
そのために、⽇本のみなさんの意識の⽬覚めをサポートしていきたい、とサイマーは熱望しています。

—— なぜ⽇本⼈は「コンパッションへの⽬覚め」の役割・責任を担えるのでしょうか?

レイコ・デューイさん:それは、⽇本⼈と⽇本の⽂化には古来、愛、光、思いやり、なにも恐れない勇気などで構成されるコンパッションのエネルギーが、深いところにすでにあるからです。
ゼロから新たな価値観に⽬覚めるのは⼤変なことですが、⽇本⼈の場合はそうではありません。
⽇本⼈にとってコンパッションへの⽬覚めは、「深い部分にあるそのエネルギーを“思い出すだけでいい”のです」とサイマーは語っています。

 

つまり、コンパッションを本質的に持つ⽇本⼈だからこそのお役⽬なのです。

そして、⽇本古来の精神性の素晴らしさであるコンパッションを、少しでも多くの⼈が思い出すことで、⽇本国⺠全体に「調和に⽬覚めた統合意識が広がる」と、サイマーは考えています。
⽇本の⼀億数千万の⽬覚めが実現すれば、それは瞬く間に世界へも広がり、世界中の⼈々が望んでいる「調和の時代の到来」へとつながることになるのです。