魂のQOL向上のためのスキルを、鑑定士惠美子がお伝えするシリーズ。
今回は「因果の法則」について、お伝えします。
■出したものが還る、という実にシンプルな法則です■
年末に向かい、いろいろと「出す」ことが多くなっていく時期です。
忘年会などの「出費」、クリスマスなどの「プレゼント」、そしてお歳暮などの「贈り物」。年賀状や、お年玉と「出す」ことがこれから続いていく時期。
だからこそ、知っておきたいのが因果の法則。別名「カルマの法則」です。
法則の内容は、いたってシンプル。「出したものと、同質のものが戻る」ただ、これだけです。
ただこ……これが案外難しい。なぜかというと「同質」というのが、ポイントだからです。
例えば、プレゼント。1000円分送ったから、1000円分戻るだろうという考えは、因果の法則では正しくありません。なぜなら、そこに載った想含めたエネルギーのすべてが対象になるからです。
因果の法則はエネルギーベースで動きます。仮にプレゼントを方程式化するなら、「プレゼント本体のエネルギー+お値段+送った人の気持ち」で計算されていくのです。
そして、この三つのうちで一番サイズが大きいのが、送った人の気持ち。この気持ちと「同質のもの」が戻される、それが因果の法則です。
1000円送ったから、1000円分が戻るという意味ではないので、お間違いのないように覚えてくださいね。
■出したものは、絶対に戻ってきちゃう■
出したものと同質のものが戻ってくるなら、それを要らないとかって言っちゃえばいい。
そう思う人もいるかもしれません。ところが、受け取り拒否はできないのです。出したものは戻る、絶対に戻ってくる。だからこそ、最初に何を出すかに注意を払わなければなりません。
覚悟して何かをする分にはいいんですよね、判ってるから。
困るのが、そうじゃない場合。こういう場合たいていの方は「そんなこと知らなかった」とか「そんなのは嫌だ」っていいます。でも、嫌でもなんでも、戻ってくるものは戻ってくる。
知ってるとか知らないとか、そういうことじゃなくて、要はブーメランみたいなものなんですよね。自分が投げたブーメランから逃げられる人っています? いませんよね。
仮によけたとしても、最後にブーメランは残るじゃないですか。持ち主は誰だって話になりますよね。公園の芝生の上にそんなに綺麗でもないブーメランばっかりが大量に落ちていたら。
あなたなら、どうしますか? 処置に困りませんか?
戻ってくるものを受け取らないって、そういうことです。
だから、因果の法則は別名「ブーメランの法則」。
戻ってきても、所有権を主張できないようなブーメランの投げ方はしないようにしましょうね。
■いいことも、戻ってくる■
因果の法則とかっていうと、悪いほうばっかり考えがちですよね。
特にカルマと聞くと、マイナスのイメージが強いようです。けれど、実はカルマにはプラスもあるってご存知ですか?
因果の法則では、いいことも悪いことも戻ってきます。だから、どうせ投げるならいいブーメランを投げ続けるように、しっかりと意識を持つことが重要な意味を持ってきます。
見えない領域には、貸し倒れがないです、とよくお伝えします。
絶対に戻る。でも、それは魂レベルでの話だから、肉体を離れて新しい肉体に移った後に戻されることもあるかもしれない。でも、戻らないってことは、あり得ない。だからこそ、今世の自分はもちろん、来世の自分のためにも、しっかりといいものが戻ってくるものを出すようにしたいですね。
過去の自分に「有難う」が、いえるように。
「いつかは自分も誰かの過去生になるのだ」ということを、しっかりと意識しながら、日々を暮らすと、また違った色合いが人生に広がっていくかもしれません。
惠美子さんインタビュー動画: