スピリチュアルドクター

エリック・パール(アメリカ)

Eric Pearl

12年間カイロプラクティックの開業医として活躍していた折、患者たちの身体に触れていなくても患者たちがその治癒を感じることになり、そのエネルギーに関して探究。「リコネクション」という新しいヒーリングメソッドを創始。世界の著名や医学研究者や病院から注目され、講演・研修プログラムなどを行っている。

 

エリック・パール プロフィール

エリック・パール博士は国際的に認められたヒーラーであり、世界中の様々なテレビ番組に出演しています(The Other Side, Sally Jessy, Raphael, Coast to Coast AM, America’s Health Network, Extra, FOX TV)。彼は国連に招かれてスピーチをし、満席のマディソン・スクエア・ガーデンで紹介され、彼のセミナーはニューヨークタイムズ紙を含めさまざまな出版物に掲載されています。

エリック博士は12年間カイロプラクティックの開業医として成功していましたが、ある日、患者たちは彼が実際に患者の体に触れていなくても、彼の手を感じると言いはじめました。最初の数ヶ月間、彼の手のひらは腫れて出血しました。そのうち患者たちから天使に出会い、癌、エイズ関連の症状、脳性麻痺、慢性疲労症候群、生まれつきの障害、その他深刻な苦痛を奇跡的に克服したとの報告を受け始めました。そして、それは今日まで続いています。
出典 COCOA

 

エリック・パール リコネクションとは

リコネクションとは、自分自身とつながり、さらに地球とつながり、宇宙とのつながりを復活させる一生に一度のパワフルなセッションです。

人間の体は経絡(つぼ)があり、体中のツボとツボは連絡を取り合っていて、その気の流れをメリディアン・ラインと呼びます。
一方、地球にもつぼがあり、マチュピチュやセドナ、富士山や霧島、高千穂と言ったパワースポットもお互い連絡を取り合っていてそれをグリッド・ラインと呼びます。

その昔、人間のメリディアン・ラインと地球のグリッド・ラインはつながっていて、それは全宇宙へと果てしなく伸びていました。しかしある時、接続が途切れてしまったため、心、魂、スピリチュアル、身体、感情など人間はあらゆる面の進化の過程から遠ざかってしまいました。

リコネクションは、リコネクティブ周波数を使用しその途切れたラインをもう一度つなぎ直し、更に今までよりもパワフルで進化したレベルで私たちを再結合する”新しい”アクシオトーナルライン”をもたらします。

それは、リコネクションを受けると、エネルギーを超えた光と情報の交換、DNAストランドの再結合、ストリング(同時に起こっている、または平行に起こっている存在次元)の再統合がなされるからです。

アクシオトーナルラインとは、地球の磁力線のように、人間の頭と足を循環しているイメージで、宇宙とつながっていて、パラボナアンテナのように自分にとって必要な情報をキャッチして取り込みます。その情報は膨大な光と情報の場であるゼロポイントフィールドからやって来ます。

ですから、リコネクションを受けた後は、寝ていても、起きていても、どんな時でも、自分にとって必要な癒しが必要な時に必要な場所で起こります。リコネクションを受けたあなたに豊かな変化をもたらす源は、宇宙の叡智です。そのシステムは、常にあなたに自動的にダウンロードされ、常に最新バージョンにアップグレードされた状態となります。

この循環は、「意識して進化しよう」というエゴに支配されないので純粋な進化の結果が、日常生活に現れて来ます。

純粋な進化の道に入ると、「今回の人生の目的(ブループリント)」を歩くようになります。それにより、あなたの人生のスピードが加速して来ます。

出典 MATARIKI

 

 

 

 

 
エリック・パール インタビュー

聞き手

日本でも大きな話題となっているこのリコネクティブ・ヒーリングは、すでに世界 70ヵ国7万人もの人々が学んでいると聞いています。

エリック

そうです。そしてその7万人のうち約2割が医師を含む医療従事者です。そのように、医療に携わる人がリコネクティブ周波数を持っていると、その人が接する病気の人には自然にヒーリングが起きることになるでしょう。

一年半ほど前のことです。セミナーの後に脳性麻痺の子どもが連れてこられて、私がヒーリングをしたことがあります。その子はかかとを床につけられず歩くことができません。さらに、単音節をなんとか出せる程度しか声を出せないので言葉をしゃべることもできないという状態です。そこで、私のところに連れてこられたわけですが、4分後には会場が閉められてしまうので、そこにいる全員が部屋から出ていかなければならないという状況です。わずか4分で私に何ができるというのでしょうか?

しかし4分後、その子はマッサージベッドから降りて自力で歩きました。そして、その1週間後には、片足立ちでくるくる回ることまでできたのです! このことから分かるようにヒーリングというものは本来、瞬時に起こりえるものです。

聞き手

そのようなヒーリングが誰にでも可能になるというのは驚きです。今回(2009年秋)の来日では「リコネクティブ・キッズ!」という子ども向けのセミナーも開催しますね。

エリック 日本での開催の前に、ニュージーランドのコオリ族の5~7歳の子どもたちにリコネクティブ・ヒーリングを教えました。すると、習ったばかりの子どもたちが大人を治療してすごいレジスター(*)を出しているんです。このように子どもたちの方が覚えが早いのは、彼らは「恐れ」にもとづく迷信的な観念を持っていないからです。子どもたちは「恐れ」ではなく「愛」や「宇宙のとのつながり」をベースにして存在しています。

ここで言う迷信的な観念とは何か? たとえば、子どもたちはヒーリングに際して、「電磁波の害」や「邪悪な存在」といったものを気にしていません。また、「霊的ガイド」などにペンデュラムでお伺いを立てようとも考えません。彼らは自らの自然な本能を信頼しているのです。そして、子どもたちは「分離」という幻想を持っておらず、ただ相手と一つになりたいと願い、自分自身が「ヒーリングそのもの」になるのです。

聞き手 ヒーリングそのものになる、とはどういうことでしょうか?

エリック

ヒーリングはそれを「行おう」とするとエゴを増長させてしまいます。そして、扱っているエネルギーやテクニックに注目してしまいます。そのようにテクニックにこだわることでテクニックはマスターできるでしょうが、「ヒーリングそのもの」は決してマスターできません。そして、そのヒーリングはエネルギーを扱うテクニックでしかなくなってしまうでしょう。

しかし、ヒーリングとは本来そのような矮小(わいしょう)なものではありません。リコネクティブ・ヒーリングはエネルギーを超えて、「光」や「情報」といった、より大きなスペクトルにアクセスしていきます。ここでいう「光」とは「意識」をも含むものです。

出典 Cocorila

 

 

 

 

Q.リコネクティブ・ヒーリング®を効果的に行うためには「期待しないこと」だとおっしゃっていますが、その理由とはなんでしょうか?

 

エリック 期待しないからこそ、明らかな結果が出るのだと思います。

例えば、「これだけのエネルギーを上げて、これだけ下げて」ということをやらなければならないと思っていたら、それはテクニックを使っている状態ですOリングなどの筋力エストやペンジュラムを使ったりして治療法を決めること、これもすべてエゴやマインドを使っている状態です。

 

正しいかどうかを確かめるために何らかのシステムを使っている限り、私たちは本能をすべてシャットアウトしてしまっているのです。

ただ、テクニックを超越することを自分に許せば、自然にあるべきところに流れていきます。そうすれば、科学でいうゼロポイントフィールドにもっとアクセスできるようになるのです。

 

天才、本当に才能のあるサイキッカーやヒーラーは、特に耳を澄ましています。そして、聞こえていることを疑うことは絶対にしないのです。

リコネクティブ・ヒーリング®でも、私たちはそのフィールドに入っていくだけです。

そしてこれまでとは別の感覚で耳を澄まします。

 

Q.感じるということですか?

 

エリック そうです。感じて、気付いて、観察し、そして行動する。分析や思考ではありません。意味づけをしたりもしないでください。

 

人間はどうしても考えて道に迷ってしまいます。そうするとヒーリングのレベルが低くなります。HOW とかWHY と言う質問は、力を奪ってしまうのです。

 

なぜなら「答えを見つけた」と思った瞬間、そこで学びが終わるからです。

「これは正しい、これは間違い…」などと、エゴはより良い答えを見つけようとします。

 

でもエゴを超越して観察することができれば、結局答えなんてなかったと気づきます。そうできれば私たちはもっと満たされた気持ちになります。起きていることをただ観察する証人になれるからです。

 

例えば美術館で本当に美しい芸術作品を見た時、子どもが無私の愛をほかの子どもや大人に与えているのを見た時…。それだけで真の美であるものに触れた時、「私は、私は」と言わなくてもよくなります。

 

何か自分で付け加えよう、変えようとした瞬間に観察の立場から離れてしまい、その素晴らしい体験も軽されてしまうのです。
(出典 リコネクション/リコネクティブ・ヒーリング/ マタリキ稲元美智子/都城/宮崎へようこそ)

松雪 私が今回エリックさんと対談させていただいたのは、

リコネクションを通して受けた感動を皆さんにも知ってもらいたいと思ったからです。

女優という、人の前に立って少なからず影響を与える立場にいますから、

少しでも読んでくれる人の役に立ちたいと思っています。

私が内面に磨きをかけたいと思っていたのは、ある時、役を深く掘り下げて

アプローチしていると自分が自分にかけている制限があることに気づいたから。

そうすれば、パフォーマンスにも制限がでます。もっとオープンだったら、

私を通してもっといろんなものが表現できるのではないかって思って。

 

Dr.エリック・パール泰子さんが、役を演じている時、ご自分が持っている色以上のものを

探求しているように思います。それを見たお客さんたちは、あなたが発して

いる色を体験してみようという気持ちになる。

あなたを通して、自分の人生に欠けている色を持ち込んでみようかなという

気になるのではないでしょうか?だから、あなたの演技によって皆さんが

癒されるんです。泰子さんが舞台で行っていることはヒーリングにもなるの

です。そしてそれは、あなたの本質から発せられるもの。

私たちは一人ひとりがヒーラーです。人を感動させることができたのなら、

それはヒーラーと言えるのです。

出典 Trinity Vol26