過ごしやすい春だって、気になる汗
暖かくなってきましたね。というか、ジメジメしている日もあるくらいですよね。
少し前まで、「特別なスープをあげる」という歌がテレビで流行っていて、何となく冬っぽさや寒さの気配が残っているような雰囲気でしたが、最近はだいぶ春らしい暖かさになってきました。
暖かくなってくると気になるのが汗。
春は過ごしやすい季節ではありますが、これからの季節は違った意味で気温差が激しくなってきます。
今までは、冬から春にかけての季節の変わり目だったので、例えば朝、出かける時は少し肌寒いので上着を着て温めて、日中の暖かい時間帯は上着を脱いで調節してという感じでした。
これからの季節は暖かさから暑さに切り替わっていく時期です。そう、春が過ぎたら夏を迎えるのです。
そして、その前には梅雨も迎えます。
そうなると、洋服選びが少し難しく感じる時が生じるかもしれません。
春から梅雨、夏にかけて、ますます気になってくる汗
そもそも、「暖かい」と「暑い」の境界線が分かりづらいですよね。丁度良い服装だと思っても汗ばんでしまう事もありえます。
また、梅雨の時期ですと、雨に濡れないように長袖を着て出かけたら湿度で蒸し暑くなって汗ばんでしまう事もありえます。
汗をかく事は悪い事ではありませんが、汗の臭いが気になるという方が多いと思います。そして、実は足の蒸れや臭いが気になるという方も多いのではと思います。
意外に大量!? 足裏の汗
足裏は汗腺が多いので、出かけてから帰宅するまで靴を履きっぱなしという方は特に要注意です。
一日にかく足裏の汗の量は、両足でコップ1杯(約200ml)と言われます。更に、運動したり、普段からよく歩いたりする人の足裏は更にたくさんの汗が出ます。
梅雨に近づいてくると高温多湿の状態が続くので、汗腺の働きも活発になり、蒸れやすくなります。
その影響で雑菌が繁殖しやすくなり、それが異臭の原因になるのです。足裏の汗だけではなく、身体の汗も同じです。
考えただけでも嫌になってきますが、日頃からケアをしておけば心配ありません。
今回は、春から始める汗対策についてお話します。
汗の対策というと方法は様々です。特に汗の臭いを防ぐグッズも多いですよね。
脇用だとか、足裏用の制汗スプレーだったり、顔の汗を拭くフェイスシートだったり、首もとの汗を拭くシートだったり、身体のパーツごとに専用のグッズがあったりします。
もちろん、専用のグッズを揃えるのも良いと思いますが、様々な用途に使える「重曹」で汗対策する方法をお伝えします。
汗対策におすすめの重曹
重曹(baking soda)と聞くと、お掃除のイメージが強いかもしれませんが、その研磨効果や脱臭効果は汗対策にも大活躍してくれます。
重曹を使う際の注意事項をよく読んでご利用ください。
・重曹は食用の物を使用して下さい。
・重曹の使用は、自己責任にてお願いいたします。
・肌が弱い方や何らかの皮膚トラブルなどがある方は専門の医師にご相談下さい。
・肌が弱い方や使用に不安を感じる方は少量でテストしてから使用して下さい。
・肌に異変が起きた場合はすぐに重曹の使用を中止して下さい。
★重曹入りのお風呂でサッパリ汗対策
重曹の主成分は炭酸水素カルシウムです。
炭酸水素カルシウムはアルカリ性の天然温泉にも含まれている成分なので、バスタブに重曹を入れれば、温泉に行かなくても似たような効果が得られるのです。
重曹入りのお湯は、角質や皮脂の汚れを落とす効果がありますので、消臭効果だけでなく、美肌効果も期待できます。
バスタブのお湯に入れるときの目安は大さじ2杯程度です。
入れすぎるとアルカリ性が強くなり、人体に危険を及ぼしますので、絶対に入れすぎないようにしてください。
★重曹入りの消臭スプレーで爽やか汗対策
汗をかいた時に便利な重曹スプレーを、お好みのアロマオイルを入れて作ってみましょう!
作り方は簡単です。スプレーボトルの中に、水(150ml)と重曹(大さじ1)、アロマオイル(3滴)を入れて混ぜ合わせたら完成です。
このスプレーを汗の気になる部分へ吹きかけたり、濡れタオルに吹きかけて汗を拭いたりして下さい。
外出先で汗が気になった時のために、小さめのボトルに入れて持ち運ぶと良いと思います。
作ったら、なるべく早く使い切ってしまってくださいね。
アロマオイルはお好きなもので良いのですが、殺菌効果の高いラベンダー、ティーツリー、ペパーミント、ユーカリがおススメです。
春の汗をすっきりケアして、さわやかに春を楽しんで下さいね!
Maybe Baking soda is magic powder.