立春です。旧暦では立春が一年の始まりです。
2月4日頃から2月19日位の“雨水”の前日日までの期間を立春とするという説もあるようです。
ちなみに立春も雨水も太陽黄経の角度で決まっているのですが、
簡潔に言ってしまえば、立春は春の初めの日。雨水は雪が解け雨にかわる日。
そして、皆様「立春大吉」というお札をご覧になったことはございますか?
「立春大吉」をよくご覧ください。左右対称ですよね。
鬼が家に入ってきても、ふと後ろを振り返り(多くは玄関に貼る)、やはり「立春大吉」という文字が見えるので、
「おやおやこの家には入っていないな」とそちらにくるりと向きを変え、また出て行ってくれるのだそうです。
また、左右対称は美しく、隙の無いものです。
縁起が良く、商売繁盛にも最適と言われています。
もっと早くこの記事を紹介できれば良かったのですが、ぎりぎり立春でのご紹介となりました。
ある意味セーフ!ですね。
というわけで、心を込めて津々浦々より多くの人々が「大吉」となりますように、
(自筆ではなくて)パソコン様に書いてもらいました!!!
皆様、今日より「立春大吉」です。
今日以降、この記事をご覧になられた方も「立春大吉」です。
18日までしっかりと春から巡る一年をイメージして吉を心に取り入れましょう。
そもそもは「立春大吉」は曹洞宗の習わしのようです。
けれども日本は神仏混合。今や気にする必要はないのでは?
心を込めて作業をさせて頂く、そして願いや気持ちを明らかにすることに一つ意味があるような気がします。
日々、「立春吉日」を見るたびに、立春の初心を思い出すのではないでしょうか?
重めの“気”の立春前に続く「土用」は明け、完全に2015年の乙未(きのとひつじ)三碧木星に入りました。
雷や新芽を意味するという三碧木星のことに関しては珠木結生さんのコチラの記事がとても参考になります。
そして、今日はなんと満月です!
エネルギーに満ちています。
運が良ければ、月の横に、幸運の星、ジュピター(木星)が見えるかもしれません。
立春、満月、木星とトリプルでエネルギーが重なる本日。
都会ではなかなか見ることは難しいですが、要は視覚ではありません。
エネルギー的にそうなっているということなので、心の目でしかと捉え、
2015年をHappyな一年にしていきましょう。