シンデレラはラッキーガール?
映画やドラマのオーデションで主役を射止めた女の子がシンデレラガールと言われることがありますね。多くのライバルから選ばれた幸運なシンデレラガール……など、シンデレラガールには、ラッキーという意味が含まれているようです。
諸説ありますが、物語では、シンデレラは魔法使いのおばあさんから、かぼちゃの馬車や綺麗なドレスをもらっています。しかも、タダで! これは、ラッキーですね。
ちょっと話はそれますが、12時になると、馬車はカボチャに戻り、御者は元のトカゲやガチョウに、白馬はネズミに、シンデレラのドレスは元の破れた服に戻ってしまう。しかし、ガラスの靴はなぜかそのままなんです。
それはなぜか?
靴以外のものはすべて、元となるものがあって、それに魔法をかけること変化しているんです。でも、靴だけは別なんです。
実写版でも、シンデレラは靴を脱がされ素足の状態で、そこにまったく新しくガラスの靴を作ってもらっています。
ティズニー公式チャンネルの<「シンデレラ」MovieNEX 予告編>
話を元に戻しましょう。
シンデレラは確かにラッキーガールですね。
けれども、シンデレラはただのラッキーガールではないんです。
シンデレラは、外見も内面も変えられていないんです!
物語を読み返してみても、シンデレラは魔法の力で馬車やドレスやガラスの靴はもらっても、外見(顔・スタイル)や内面は変えられていないんです!!
シンデレラは、継母や継母の連れ子のお姉さんのいじめにもじっと耐えていたんです。それでも腐らなかったので、きっと内面から光輝いていたのだと思います。
だから、お城の舞踏会でたくさんの女性が来ている中でも、王子様の目に留まったのでしょう。
そうでなければ、王子様は、ガラスの靴を使ってまで探しまくったりしません。
大変な状況でも(そうでなくても)、常に内面を磨き続けることが、シンデレラになるには必要なんです。
もっとも、21世紀の王子様と会うのは、物語のように夜とは限らず、明るい昼間かもしれませんから、外見を磨くのも忘れてはいけません。
もっとも、物語の時代と違って、今は夜でも明るいですね。
シンデレラは、外見や内面が良かっただけではないのもしれません。
シンデレラの物語では、
{12時を前に、魔法が解けることを思い出し、慌ててシンデレラは階段を駆け下り馬車へ向かう。その階段の途中、ガラスの靴を片方落としてしまい、そのまま馬車へ乗り込んですごい勢いでお城を後にする。}
おなじみのシーンですが、「シンデレラは、王子様に印象付けるため、わざと靴を置いてきた」という説があります。
物語の素晴らしさにケチをつけるような解釈ですが、私は案外そうなのかなぁと思います。
王子様のように競争率の高い相手は射止めるのは、戦略が必要なのかもしれません。しかも、見え見えの戦略ではなく、自然な振る舞いの中で。
自然な振る舞いは、いつも心がけていないと身に付かないものです。
でも、シンデレラが舞踏会に参加できたのだって、いつかは幸せになりたいといつも強く願っていたからなんです。
幸せになりたいなら、常に願って心がけることは必要なのです!
戦略を持って強く願えば、あなたもシンデレラになれるかもしれませんよ!
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