言霊(ことだま)の持つスピリチュアルパワーを恋愛に応用しようというのが今回の試みです。
昨年、テレビドラマ陰陽師安倍晴明が放映されましたが、安倍晴明が重視したのが「言霊(ことだま)」です。発言した言葉が何らかの不思議な影響を与えるということで、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると不吉な事が起こるとされています。
現代の言葉で言うなら魔法の呪文、それでは恋愛の言霊についての始まりです。
現代の言霊心理学のスピリチュアルパワー
これから説明する言霊は、昔からの「呪文」と違い伝承的慣習的なものではなく、心理学の研究や理論に裏付けられた科学的なものです。心理学、特にカウンセリングにおいては、言葉のやりとりは重要です。患者の不安を取り去ったり、心のしこりを揉みほぐしたりしてうつ病や拒食症などの精神疾患を改善します。このように言葉にはスピリチュアルパワーがあるのです。
恋人を燃え上がらせる言霊・内緒話自己開示のテクニック
今回は、恋心を燃え上がらせる「内緒話による自己開示のテクニック」についてです。
「友達以上、恋人未満」こういう停滞した間柄を進歩させ、彼(女)を一挙に燃え上がらせるテクニックです。
ガールズトークでもアフターファイブでも、他人の悪口をすることは、お互いの距離感を縮め、信頼感を築きます。これは、誰もが経験することでしょう。これが言霊のスピリチュアルパワーです。男女の場合は、二人だけに通用するジョークになったりします。このようになった場合、恋人以上の存在となります。
信頼関係が弱い状態では、表面的なことは話をしますが、内面的なことを話すことはありません。内面的な事を話すほど関係が深まるのです。このことを利用することで、友達や顧客と特別な関係を築き上げる方法、それが自己開示なのです。自己開示とは、自分のプライベートな話をすること、簡単に言えば内緒話をすることです。秘密を共有するのは特別な間柄ですが、特別な間柄になるためのテクニックとして自己開示が特に効果的です。「内緒なんだけとさあ、実は私○○で……」という具合です。自分のことでも、家族のことでも何でもOK。より内面的な内緒話の方が効果的です。
内緒話自己開示が関係を親密にする理由
自己開示が人の関係を親密にする理由にはいくつかの心理学の説がありますが、ここでは、「信頼感-好意仮説」を紹介します。まず、相手から自己開示されると、自分が信頼されているためだと感じます。信頼されることは自分が認められることです。自分が認められれば、人間は信頼してくれると感じて嬉しくなり、嬉しくさせてくれた相手に好意を持ちます。このように自己開示をすると、相手の好意を得ることが出来るのです。これが言霊のパワーです。
また、自己開示されることで、安心感から自分も自己開示することになります。また、好意には好意を持ってお返しするという「好意の返報性」という心理が働き、好意を持ってくれたお返しに「実はさあ、うちは○○なんだよ」という具合に自己開示して進展していきます。そして、親密性が増して行くのです。
このように、内緒を共有する言霊が内緒話であり、自己開示なのです。そして、ふたりのだけの世界を作り上げ、特別な関係を作り上げるスピリチュアルパワーがあるのです。
媚薬PEAによるスピリチュアルパワーを使おう
従って、友達関係から恋愛関係に発展しないカップルがいたら、自己開示をしてみるのも良いでしょう。
特に、耳元での内緒話は効果があります。耳元には性感帯があるので、ゾクッと快感を感じます。耳元で囁くことは、とくにセクシャルなことを感じさせます。その快感が忘れられず、媚薬と呼ばれるPEA(脳内ホルモン)のスイッチをONにします。こうなると、理性で抑えることはできません。一挙に燃え上がるしかなくなります。
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