【過去生を知る意味って何でしょうか?】
こんにちは。スピリチュアル心理セラピスト、城田幸林です。
スピリチュアルという言葉が根付いている昨今、過去生の一つや二つ、自分でイメージできる人も少なくないと思います。
一般的な生まれ変わりのサイクルは300年から数百年、その回数は350回から1,000回とも言われています。この事からも、過去生は一つではなく、何パターンもあるという事になりますね。
有名なスピリチュアルカウンセラーに霊視してもらい、「あなたは中世ヨーロッパのお城に住んでいた可憐なお姫様です。敵国にさらわれそうになった時に助けてくれた勇敢な王子様が、今の恋するお相手なんです。」なんて言われた日には悪い気はしないはずです。
ただ、それだけでは単なるレジャー体験にすぎません。実を言うと、あなたが、今、生きているこの世界こそが、ロマンチックでエキサイティングな可能性を秘めているのです。現実という舞台を生きる上で、過去生から教訓を得る事によって、目の前の問題を解決できたり、さらに輝くためのステップアップになると言っても過言ではありません。
過去生は、いたずらに興味を持つだけの対象ではなく、今を生きるための参考書と言えるでしょう。
さらには、その過去生の体験が心身の深いレベルで腑に落ちる事により、魂の永遠性への安心感が生まれ「死への恐怖」からの解放がおきます。
・もう年だからどうせ夢なんかもっても無駄だろう
・目の前の問題を解決したところで、死んだら終わりだ。
このような絶望感からの解放は、人生を根本から変化させるはずです。
【では、どうやって過去生を知る事ができるのでしょうか。】
スピリチュアルカウンセラーに霊視してもらう、または、ヒプノセラピー(催眠療法)を受けるという選択肢もありますね。
ヒプノセラピー(催眠療法)とは心理療法の技法の一つで、心の奥深くの潜在意識に働きかけを行うものです。その中の一つである、「前世療法」は「今の人生に最も大きな影響を与えている過去生、今、最も見る必要のある過去生のイメージを受け取り、深い癒しや気づきを得るというセラピーです。
過去生を知る方法の一つにぜひ付け加えていただきたいのが、自分自身で知るという方法です。
霊能者さんがいくら有能であったとしても、
「先生は、私を慰める為にあんな事を言ってくれたのかもしれないし」
そう思ってしまう事もあるでしょう。
または、ヒプノセラピーの後、しばらく期間がたつと、
「あの時は私が都合の良い妄想をしただけかもしれない。私がそんな身分の高い役職についているわけないから」
等、自分に自信がもてなくなる事もあるかもしれませんね。
もし、自分の過去生が自分でわかってしまう事ができたら、霊能者さんに言われた事、ヒプノセラピーでの体験を、さらに、日常生活を通して色濃く価値あるものにしてくれるはずです。
ちょっとしたテクニックを使えば、誰でもいくつかの過去生をイメージでき、そこから現実を輝かせていく事は可能なのです。
【過去性の記憶がある場所は】
心理学の世界では、自分で認識できる意識を顕在意識と呼ぶのに対し、意識できない無意識の世界を潜在意識と呼びます。この潜在意識は、なんと全体意識の95%占め、自分でコントロールをする事は不可能です。この中には、抑圧している感情や、生まれてからの全ての記憶がデータベースのように格納されていると言われています。
ちょっと、具材たっぷりのトマトソースパスタを想像してみてくださいね。
自分で自分だと認識している部分は、上にかかっているバジルの葉や粉チーズにすぎないという事なんです。これで、パワーバランスがおかわりになりましたか?
つまり、自分の潜在意識の中には、問題解決の原因も含めて、とてつもない可能性が秘められているという事なんです。
過去生の情報は、この潜在意識の中に大切に眠っているのです。
それでは、これから、自分の過去生が自分でわかってしまう具体的なヒントをご紹介していきましょう。