世界20か国で「1日に座っている時間」を調査したところ、
「20か国の中で日本人の座っている時間が一番長い」
という結果が出たそうです。
世界で一番座っている時間が長いということは、日本人が世界で一番運動不足になっているようなものです。
かくいう私も、20代ですでにデスクワークに車通勤で、運動嫌いだったので家事以外は座ってばかりの生活をしていました。
今思えば、
「こんなに運動不足の生活だったら、体があたたまらないし、血流が悪いままだから冷え性が治らないのもあたりまえだわ~。
卵巣だって冷えちゃうから、いくら漢方や食事をがんばったって、チョコレートのう胞が悪化してもムリないよね……」
と、20代のころの運動不足の自分を反省しました。
私自身が運動不足の生活で冷え性が治らず、卵巣の手術や子宮筋腫の手術をするハメになり、
「あんな手術なんて二度としたくない! 健康な卵巣や子宮でいたい!!」という思いがあるからこそ、
30代・40代の女性からの「生理の量がいつもより少ない」「生理が短くなってきた」というお悩みがある女性には、
運動不足からくる卵巣の冷えで卵巣を弱らせて老化を早まらせてほしくないという思いがあります。
あなたも同じ姿勢でいる時間が多くて、卵巣まわりが動くような大股で歩くことをしていない生活に心当たりがあれば、
その生活はあなたの卵巣の老化を早めてしまい、更年期も早くきたり、生理が終わるのも早くなってしまったり、見た目も早く老けやすくなります。
卵巣が老化すると見た目も一気に老ける?!
卵巣から出ている女性ホルモン、エストロゲンは、髪のツヤをキープしたり、肌のうるおいをキープしたりするのをサポートしているため、卵巣が老化してエストロゲンのはたらきが悪くなると、髪がパサついたり抜けやすくなったりしますし、肌がガサガサになって見た目が一気にオバサン化しやすいのです。
生理がみんなより早く終わってしまうのもショックですよね。
卵巣の老化が早まるって自分の見た目の老化も早めてしまうのです。
でも、運動不足で卵巣が冷えているだけの女性がほとんどなので、卵巣があたたまるように卵巣まわりが動く運動をすると、
「生理の量がいつもより少ない」「生理の日数が短くなってきた」という女性でも、卵巣があたたまって元気になると、元の生理に戻る女性が多いです。
48歳で更年期症状が出ている女性でも、生理の量がふつうに戻っていたのです!
あなたの卵巣ちゃんも、あたたまるように動かせばプリプリの元気な卵巣ちゃんになり、見た目も一気にオバさん化するのを食い止めることができるのです!
卵巣があたたまる簡単な運動は大股で股関節を良く開いて、かかとがしっかり地面につくように歩くこと。
仕事の行き帰りや買い物のとき、家の数百メートル手前からだけでも大股で歩くだけもいいのです。
外で大股で歩くのが恥ずかしければ、家の中で足踏みを3分やるだけでもいいです。
家の中で足踏みをするなら、腕も前後に大きく振ると、胸の筋力アップでバストのたるみ予防になりますし、背中が大きく動いて運動量が上がってダイエットにもいい代謝アップになります。
下の写真のように、かかとは卵巣がある足の付け根の筋肉と連動しているので、かかとをしっかり地面に着くように歩くと卵巣への刺激になり卵巣もあたたまりやすいです。
あなたの卵巣ちゃんがプリプリに元気になって、見た目も若々しくいられたらうれしくありませんか?