こんにちは。
スクライング・アストロロジャーのひあり奈央です。

皆さんはスクライングという言葉を聞いたことがありますか？

スクライングというのは、英語では　scrying と書き、「透視術」というような意味があります。
ルーシー・キャベンディッシュは、「魔女と魔術師」という本の中で、スクライ（scry）の言葉のルーツをたどると古代アングロ・サクソン語のdescryという言葉に行きつき、その意味は、「見つける」、「明らかにする」という意味だと書いています。

確かにスクライングで見る映像は、有無を言わせずに、心の中にある何かを明らかにしてしまうような作用があるように思います。

スクライングは、最も古い占いや予言の方法の一つとされています。
世界には様々な雲を見て行うスクライングなど様々な方法がありますが、
代表的なものに、水晶透視（クリスタル・スクライング）と黒鏡透視（ブラックミラー・スクライング）があります。

水晶透視は、水晶玉を見つめて行うスクライングです。

水晶透視というと、怪しい雰囲気の女性が、ベールを被って大きな水晶玉の上で手を動かしているところを想像する人が多いかもしれません。
水晶透視で大切なことは天然の水晶玉を使用すること。

世界最大の無色透明の水晶玉はインターネットで調べると諸説出てくるのですが、最新のものですと直径28センチで重さは29キロ。お値段はおよそ５億円だそうです。

水晶球は無色透明で、大きさも大きいほど良いとされますが、非常に高価なので、クラックや靄があり濁ったものでも使えますし、また大きさも２０ミリ程度あれば使えます。
水晶の小さなクズを溶かして練り、それを固めて作る人工水晶（溶錬水晶）は無色透明なのですが、大きくてもそれほどパワーを感じません。

黒鏡透視は、黒ガラスを黒く塗って鏡として使用します。
こちらも黒い鏡をじっと見て浮かび上がる映像や印象を拾って、占いや予知をします。

透視術は、中世ではエリザベス一世のお抱えだった占星術師のジョン・ディーや、フランスの預言者であるノストラダムスも行なっていました。
ジョン・ディーが使用していた黒曜石の黒鏡や、煙水晶は現在でも大英博物館に展示されています。

スクライングは、古代より最も古い予言方法の一つと書きましたが、水晶なり黒鏡なりに映像をはっきりと見ることのできる人が少ないために、一旦ブームがおさまったように思えていたのですが、最近になってまた注目され始めているリーディングの手法です。

それはスクライングを練習し、極めて行くと、ライトボディ（光の体）とも言えるオーラの体が強く、大きくなり、人生全体が活性化して行くという特性に惹かれる人が多いからです。

例えば、水晶透視で使う天然の水晶は、地中で何万年もかけて結晶化しているものです。

私たち人間と寿命の規模が違うわけで、人間よりも大きなエネルギーや記憶、力を持っています。

水晶を持っているだけでも、地球が持つ力に同調したり、力を自分の方に引き込んだりすることができるため、無色透明の水晶玉だけではなく、パワーストーンは世界的にも非常に人気があります。
パワーストーンのブレスレットをしている人もとても多いですね。

小さな水晶のブレスレットでは分かりにくいかもしれませんが、ある程度大きさのある水晶玉を持っているとその力はいかにパワフルであるかが分かります。

持っているだけではなく、それを見つめると、水晶を通じて、地球の力と接続されて、エネルギーが自分自身に流れ込んでくることがわかります。
その流れ込む過程で、大きなマップのようなものと接続されて、映像を見たり、メッセージを受け取ったりすることができるのです。

それは魔法のようで、非常に驚きに満ちた体験です。

水晶透視は、今の人生のサイズよりも、もっと大きいサイズで生きてみたい、器の大きい人になりたい人にオススメです。
あなた自身を変容させる強力なツールだからです。

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