令和3年4月メッセージ — コロナから2度目の春を迎えた私たちは、桜の樹の下で懐かしい愛の胎動を感じる

4月

コロナ禍から2度目の春を迎えて — 三碧木星4月は、自然災害や政治的主張の相違からくる対立と混乱が頻発する時

4月を迎えました。
世界中を大きな混乱に陥れているコロナウイルス禍は、2度目の春を迎えました。ワクチンの開発、接種が急ピッチで進められていますが、接種後に陽性が判明したり、またブラジルやフィリピンなどからの変異株の発症が報道されるなど、全面的な収束にはほぼ遠い状況が続いています。今コロナ禍に端を発した、都の時短要請などによる経済の停滞は、飲食店などの小規模倒産が全国累計で1200件を超えるなど、不況の深刻化が懸念されています。どうか希望を失わずに、新しい年度を生きたいものです。

清明を迎える4月4日、月運が四緑木星から三碧木星に移ります。
三碧木星は、“雷”を表す星です。
火災、論争、短気、露見、喧嘩、銃声といった象意
があります。
4月は、世界的に政治思想の相違を理由としたデモや紛争、また自然災害に十分注意をすることが求められる月となるでしょう。先月の11日は東日本大震災から丸10年の節目となりましたが、当日から9日後の宮城を震度5強の揺れが襲いました。今年の干支は“辛丑”にあたりますが、“辛”は自然災害、戦争、テロの多い年です。 直近では、 平成23(2011)年/辛卯→東日本大震災、平成13(2001)年/辛巳→同時多発テロ、平成3(1991)年/辛未→湾岸戦争と、世界を震撼させる災禍や対立が発生しています。三碧の今月も“震”の暗示がありますので、引き続き今月も、地震への注意が必要です。海外では、国軍のクーデターで戒厳令が出ているミャンマーでの治安悪化、日本国内では口論による傷害トラブル、給付金詐欺事件の多発などが懸念されます。

3月の四緑木星は“風”という、往来や遠方、距離感を持っての“動き”を表す象意でしたが、緊急事態宣言解除後、これまでの在宅による鬱屈から、遠方への旅行などによる都会⇔地方間の人間の往来が増えました(令和3年3月メッセージ — コロナ禍と過去への後悔を乗り越えた私たちは、意外なほど近くに真実の春を見つける参照)。“風”はウイルスも表しますが、最初に述べた通り、先月はブラジルやフィリピンなどからの変異株の発症が報道されました。今月は緊急事態宣言解除後の本格的な人の往来、商取引の活発化で、再びコロナウイルスの猛威がぶり返す危険性が高いと言えます。また、政局面では北海道、長野、広島で補欠選挙が実施されますが、度重なる不祥事で、与党にとっては逆風となるでしょう。都議選や任期満了が迫る衆院総選挙を前に、菅総理は難しいかじ取りを迫られそうです。

4月の月運の干支は“壬辰”。
土剋水でぶつかる、流れがせき止められるの意味があります。
先に述べた三碧木星の象意と相俟って、今月は対立、戦争が激化しやすい暗示です。
社会は穏やかならざる月となりそうですが、日々の生活には、安寧を願う心を忘れたくないものです。

 

ルノルマン&タロットによる個人面/社会面の月間リーディングー“指輪”“コウノトリ”、そして“魔術師(逆)”“カップの8(正)”のカードが暗示する2021年4月の暗示は

4月の月間リーディングを、個人の生活面はルノルマンカード3枚引きで、社会情勢はタロットカードを使用し、スリーカードスプレッドで占いました。
ルノルマンリーディングで出たのは、『指輪』『コウノトリ』『クローバー』のカード。
『指輪』は“約束、婚約、パートナーシップ”を、
『コウノトリ』は“移動(引っ越し)、妊娠、新しい家族”を、
『クローバー』は“チャンス到来、満足感、思いがけない幸福”を表します。

4月

今月の個人面は、春の本格的な到来とともに、運命的な絆で結ばれた新しい家族との、幸福な邂逅があるという暗示が出ています。先月に引き続き、強いご縁のあるソウルファミリーとの出逢いの流れが強まってきていると言えるでしょう。出逢った瞬間に、初対面なのになぜか懐かしい気持ちになったり、すぐに恋愛を意識する異性が登場しそうです。進学や就職などで、新しい環境に身を投じる方もいらっしゃるでしょう。自分が選んだ学校や職場に、運命の出逢いが用意されているかもしれません。
社会情勢を占ったタロットカードで出たのは『魔術師(逆位置)』『皇帝(逆位置)』『カップの8(正位置)』。アドヴァイスカードは『月(逆位置)』。
“魔術師(逆位置)”は、失敗、すれ違い、騙される暗示。詐欺など騙すことや、不安定な関係を、“皇帝(逆位置)”は、独善的、過信、行き詰まりといった意味を、“カップの8(正位置)”は、目が覚めて諦める、2つの選択肢の間で揺れ動く、仕事への迷い、転職活動などの状態を、そしてアドヴァイスカードの“月(逆位置)”は夜明けが近づく、隠れていたものが明らかになる、事態が動き出すなどの意味を表します。

総合すると、この4月は、なんらかの新たな不祥事が明るみに出て、政治への不信感が更に高まる暗示が出ています。しかしそれは、政界浄化への必要不可欠な出来事となりそうです。ワクチン接種の流れは進むものの、緊急事態宣言解除の影響で人々の往来が活発になる影響もあり、コロナウイルス感染者は再び増加傾向を見せるようです。世間には手詰まり感と諦めムードが広がり、特にこれまで歯を食いしばって頑張ってきた飲食や旅行業などで、廃業や転職を決断する人が出てくるでしょう。生活に困った若者の中には、特殊詐欺などの犯罪に手を染める人が増える可能性があると出ています。新年度に入っても厳しい状況は続く見込みですが、意欲的に、自分の環境をより良いものにしてゆく気持ちが徐々に高まる時でもあります。希望を捨てない春としたいものです。

4月

 

桜が咲き誇るこの新年度を迎えて — 焼き尽くされた焦土の上には、必ず新しい芽が吹いている

西洋占星術の観点で言えば、4月も28日まで、全天体順行期間に入っています。新年度を迎えたこともあり、新天地での個々の生活、社会構造ともに緩やかに、しかし着実に“改革”が進んでゆきます。4日19時02分の山羊座での下弦を経て、12日11時31分には、牡羊座で新月。まさに“新しい自分という人間”のスタートの時。生きながらに死に、生きながらに蘇生したあなたが心機一転、独立や起業、新たな副業や特技を活かした趣味のソサエティなどをlaunchさせる良いタイミングの時です。20日は太陽が牡牛座入りし、15時59分に獅子座で上弦の月。そして27日12時32分の蠍座での満月(ピンクムーン)の頃には、魂で結ばれたお相手としっかりと向き合い、強固な信頼関係を結ぶ新たな魂の学びが、スタートしていることでしょう。

4月は、新年度の始まりの季節です。
進学や就職を迎え、自身の新しい展開に、胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。

今月は、唐の詩人・白居易が16歳の時に作った詩である、「古原草を賦し得て送別す」の一節を引きましょう。

「野火焼けども尽きず、春風吹いて又た生ず」

野焼きで、草々が焼き尽くされ、
真っ黒になった野原でさえ、春になれば、必ず新しい命が芽吹いてくる —

人生というものは、常に難事が立ちはだかるもの。

しかし真正面から誠実に取り組めば、必ず、春風が吹く時が来る —

コロナ禍に翻弄され、全ての希望を失い、まさに絶望という名の瓦礫が積まれた人生の焦土を前に、ただ立ち尽くす場面があった人もおられたでしょう。

しかし、そのような艱難を乗り越え、それでも生き抜くことを選んだ人には、必ず人生に希望の春が訪れるはずです。

桜が咲き誇る季節が、今年もやってきました。

読者の皆様に於かれましては、新しい場所で、素敵な予感で胸が満ちる4月となりますよう、祈念しております。

 

(了)

 

姓名学者・八田運命総合鑑定所主宰/八田靖彦

 

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