“ニッポンの総理”に必要な条件とは — 姓名判断の観点からポスト安倍を展望する

岸田文雄氏が秋の自民党総裁選に
不出馬を決めたのは吉か凶か

占い師の看板を掲げて、間もなく20年になろうとしています。
この間、様々な職業に就かれている方と、鑑定活動を通してお会いしてきました。

その中には、政治家や芸能人など、著名な方もいらっしゃいます。
政治家の方は、選挙に当選させることが、至上命題です。

占いはそもそも、古代に為政者が門外不出として、政治を順調に遂行するために使った帝王学の一種でした。
現代の政治家が占い師を頼るのも、当然の流れと言えるでしょう。

今秋、自民党の総裁選がありますが、安倍総理への有力な対抗馬と見られていた岸田文雄・自民党政調会長がこのほど、総裁選への出馬見送りを表明しました。
安倍総理退陣後の“禅譲”(意味:帝王が血を分けた子孫ではなく、見識の高い人物にその座を譲ること)を期待しての行動と見られていますが、果たして、この判断は吉と出るでしょうか。

 

歴代総理大臣の氏名を姓名判断してわかったこと
— “日本”という字に隠された秘密

戦後、日本には33名の内閣総理大臣が誕生しています。
東久邇宮稔彦王から現任の安倍晋三首相まで、歴代の総理の氏名を姓名判断していて、わかったことがあります。
それは、日本の総理大臣になるには姓名を構成する五格(天格、人格、地格、外格、総画)のどこかに、“9”系数がなければならないということでした。

日本という国名を姓名判断すると、「日」が4画、「本」が5画で、総画は9となります。
つまり、日本国を背負う総理には、国家と運命を一体とする必要があるので、“9”を氏名に保持しておくことが総理に就任する条件となります。

現任の安倍晋三首相の姓名判断をすると、人格20、地格13、総画は29。そして「安」が6画、「三」が3画で、外格に9があります。
かつて自民党のニューリーダーと言われた安倍総理の父・安倍晋太郎元外相は、人格20、地格28、外格24、総画44で、姓名に“9”を持っていませんでした。ために、次期総理を目の前にして、病で倒れるという結果になったのかもしれません。

そして、安倍首相の盟友で10年前に総理大臣を務めた麻生太郎・副総理兼財務相の姓名判断をすると、地格18、外格25、総画34、そして「生」が5画、「太」が4画で人格に9を保持しています。

首相時代と変わらぬ失言・放言で現在も周囲に話題を振りまく麻生氏ですが、その抜群の政策能力と存在感で、文字通り安倍内閣の屋台骨として長期に亘る活躍を見せています。

安倍氏が首相に返り咲いて5年以上が経過しましたが、これは安倍氏が麻生氏をナンバー2に据え、交代させなかったことが大きいと見ます。

安倍晋三首相と麻生太郎副総理の名前を合わせると「晋太郎」と、安倍首相の父親の名前になります。
現在の内閣は、総理就任を果たせなかった、安倍氏の父の守護によるところが大きいと言えるでしょう。

 

石破茂氏と岸田文雄氏の姓名判断
— 首相の条件を満たしているのは

今回、自民党総裁選に出馬を見送った岸田文雄氏と、反安倍の急先鋒で総裁選出馬確実と言われている、石破茂・元幹事長の姓名判断をしてみましょう。

岸田氏は地格16、外格20、総画29.そして「田」が5画、「文」が4画と、麻生元首相と同様人格に“9”画を保持しています。
今回の禅譲狙いの総裁選出馬見送りで、“戦わない宏池会のプリンス”と失望の声も上がった岸田氏ですが、9画を姓名に保持している点において、近未来の総理就任の可能性は大いにあると見ます。

一方、国民的人気では安倍首相にひけをとらない石破氏ですが、名前を診ると人格21、地格11、外格16、総画26と、日本国総理就任の条件である“姓名に9”が見当たりません。

ご本人がいかに努力されても、総理の道は厳しいと言わざるを得ません。
このまま国会議員を続けられるなら衆議院議長を目指すか、或いはお父上の跡を継いで、鳥取県知事などに転身されるのも良策かもしれません。

 

戦後最大の宰相・田中角栄の言葉に学ぶ
— 平成が終わろうとするこの2018年に

近代の首相で最も人気のある政治家といえば、やはり田中角栄を於いて他にはいないでしょう。
角栄は「田」が5画、「中」が4画で、天格に“9”を持っていました。

小学校卒で徒手空拳、54歳の若さで天下を獲った“今太閤”ですが、本人の努力もさることながら、まさに先祖の遺徳が、彼を総理の座に押し上げたといって良いでしょう。

その、角栄の遺した言葉を引いて、この稿を終わりたいと思います。

 

“希望の朝、法悦の夕

努めて誠実を持って

働け、働け、精一杯

人のこと言うなかれ

まず自分でやれ”

 

(了)

 

姓名学者・八田運命総合鑑定所主宰/八田 靖彦

 

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