初詣に行く前に~神社での基本のお作法とその意味〜もしお願い事をしたいのならば〜

初詣

神社での基本のお作法とその意味

こんにちは。
スピリチュアルティーチャーで神社マスターの美月結です。

お正月に初詣に行かれる方も多いですよね。
八百万の神様に守られた国で暮らす私たちにとって
お正月にまず神様にご挨拶をするというのは
日本の美しい風習のひとつだと思います。

初詣

 

【神社でのお作法には意味がある】

鳥居の前で一礼する。
手水を使う。
神前で二礼二拍手一杯をする。
そういったお作法や
あるいは儀式には、とっても深い意味があります。

それは私たちがこの作法(や儀式)をすると
「このようなエネルギーが発動する」という仕掛けが
そこに隠されているからです。

大事なことを言葉に頼らないで
伝え続けていくための先人たちの知恵が
お作法や儀式なのですね。

なので意味をしらなくても発動するわけですが
知っていたらより意識的にその作法を使えるので
今回は神社でのお作法に隠された意味をお伝えしたいと思います。

◆鳥居の前で一礼する。
鳥居は「ここからが聖域ですよ」という結界。
玄関のようなものですから、チャイムを鳴らすように一礼するわけですが
この時に第7チャクラ(頭頂部)を社殿に合わせます。
そのくらいの角度で一礼する。
そうすることで波動を合わせてもらいます。
波動があっているとより神様のエネルギーが受け取りやすくなるのですね。

鳥居から社殿が見えない場合には、「波動を合わせて頂く」という意識で
一礼しましょう

◆参道
参道は産道。
鳥居の外は下界というか現象会ですから
つまり生まれてきた道を逆に辿って、元いた場所、つまり神の世界に帰る。
これが神社参拝の大きな意味のひとつですね。
そのような意識で歩くのがお勧め。
また参道には玉砂利がひいてあることも多く
歩きにくいと感じると思いますが、
玉砂利の役割は音祓い。
歩くたびに音がする。
その音によって、一歩進む毎に払われて、
汚れなき自分、本来の自分で
神様の前にあがるための仕掛けなのです。

◆手水舎
参道が終わると手水舎が現れます。
参拝の前に手を洗うところ、ですね。

現象界を生きていると私たちは知らず知らずのうちに
穢れを身につけます。
昇華しきれなかった感情やネガティブな思考や信念、世界観。
そういった「本来の自分ではないもの」を払う場所が手水舎です。

「神さまは不浄を嫌うから」とか言いますが、そうではなく、
穢れていると神様と波動が合わないので
本来の自分・まっさらな魂の波動のままの自分で神前にあがるための
作法が手水です。
初詣の時期は寒くて水を使うのが辛いかも知れませんが
本来の自分に戻る儀式として、大切に行って下さい

◆二礼二拍手一拝
ご神前に上がったら、まず二礼。
私が神様からお伺いしたところによれば
一礼は自分のため、一礼は世界のため。
個人として礼をし、世界の代表として礼をするような気持ちでなさると良いようです。

二拍手の1回目は祓い。
これも音祓いですね。
もう1回は「ピンポーン♪ 神様、参りました!」という合図。

最後に感謝を込めて一拝します。

◆神社でお願い事、どうなの?
お願い事をするとしたら、二拍手と一拝の間。
私はこの間にメッセージをお伺いします。

神社でお願い事をしてはいけない、という説もありますが
そうではなくて「しなくても大丈夫」です。

なぜなら相手は神様だから。
神様はあなたが何をしにきたか、なんてお見通しです。
だから「ありがとうございます」と言うだけで十分なのです。

初詣

もしお願い事をされるのならば
「お願い」ではなく「宣言」をしましょう。

私は○○をします。
私は○○になります。
サポートして下さってありがとうございます。

生まれてくる前に誓いをたてるのと一緒ですね。

そして、そこからまた新たにこの世界に生まれてくるという意識で
参道(産道)を歩いて、鳥居まで 戻ります。

鳥居をでたら振り返って
「行ってきます」という気持ちを込めて一礼。

きっと神様の「行ってらっしゃい。応援してるよ」というご神気が
感じられることでしょう。

神社での作法もその意味も深いので
紙面ではなかなか語りきれません(笑)。

詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧下さいませ↓

日本人なら知っておきたい神社参拝、基本のお作法とその意味。

みなさまにたくさんの祝福がありますように。
美月結でした。

 

《美月 結 さんの記事一覧はこちら》
https://www.el-aura.com/writer/goldendrop/?c=93250