第39回★森の守り神
英国では森は「森林の精霊・グリーンマン(GREEN MAN)」が守っているとの言い伝えが今も根付いています。
グリーンマンは木の葉(柏の葉が多いとか)や枝で顔が覆われ、時には口や耳からも葉が生えているのだとか。
英国の中でもパワースポットとしてよく知られている地域「グラストンベリー」の神秘的な雑貨屋さんで、ふと目にした「グリーンマン」の置物。店員さんに聞くと樹木や森林の守り神とも呼ばれているので、今でも庭などの見晴らしの良い場所に石像を置く人も多いのだとか。
「グリーンマン」は古代ケルト民族の森林信仰から生まれ、自然崇拝=アニミズムの名残とも呼ばれているのだとか。
緑が美しいガーデニングの本場英国で、今も親しまれている「グリーンマン」。
さまざまなものを見据えるような叡智に溢れた視線、そして雄大で存在感あるその姿は、古来より人々が自然への尊敬と誇りの気持ちを持ち続けていた表れなのではと思わせます。
今度英国の森の中を歩く時は、「グリーンマン」が守り続けてきた自然を敬いながら歩いてみたいなと思いました。
グリーンマンの置物に出会ったのは、イギリス最大のパワースポット「グラストンベリー」に佇む雑貨屋さんでした。「グラストンベリー」には「グラストンベリー・トア(Glastonbury Tor)」と呼ばれる屋根が無い旧聖ミカエル教会があります。そこへ行く道すがらの自然あふれる森の中を歩きましたが、今思えばこの森にもグリーンマンがいたのかも?
グリーンマンの置物に出会ったのは、イギリス最大のパワースポット「グラストンベリー」に佇む雑貨屋さんでした。「グラストンベリー」には「グラストンベリー・トア(Glastonbury Tor)」と呼ばれる屋根が無い旧聖ミカエル教会があります。そこへ行く道すがらの自然あふれる森の中を歩きましたが、今思えばこの森にもグリーンマンがいたのかも?
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