波乱に満ちた2020年前半も、あっという間に終わりますね。
後半はどうなるのだろう……と、今から気になっている人も多いでしょう。

西洋占星術で見ると、来たる2020年後半は、前半よりもハードな星回りになっています。
最も特徴的なのは、6月28日から2021年1月7日までの約半年間、火星がずっと牡羊座を運行し続ける……という点です。

火星が暴走する2020年後半

火星は男性的なパワーを象徴し、行動力や瞬発力を司り、通常は1つの星座を1～2か月程度で通過します。
そうしたことから、約半年間も同じ星座に滞在する……ということは、ちょっと特殊なことなのです。
その上に、火星にとって牡羊座は、自分のホーム。
自分の能力を最大限に発揮できる場所であるといえます。

それだけなら、喜ばしい出来事であるといえるかもしれません。
しかし困ったことに、これは決して良い星回りであるといえないのです。
それは、ほぼ半年間山羊座を運行し続ける木星、土星、冥王星というパワフルな星々の塊と、ハードな角度を作り続けるためになります。

前半も木星、土星、冥王星が固まることによって、ハードな状況を生み出していました。
それに、火星の暴走が加わることによって拍車がかかり、さらにハードな星回りになる……それが、2020年後半の星回りであるといえるでしょう。

社会的に、前半以上に混乱する可能性は否めないのです。
ですから災害などに備えたり、日頃から無理をしないようにしたりと、今から心構えを作っておくことがお勧めです。

星座別のワンポイント・アドバイス

牡羊座の火星は、各星座にはどのような影響を与えるでしょうか？
2020年後半の、火星によるワンポイント・アドバイスを記載します。

●牡羊座
良くも悪くも、パワー全開な半年間。突っ走りすぎて衝突しやすいので、加減を心がけましょう。定期的な有酸素運動で、エネルギーを発散すると吉です。

●牡牛座
困難を乗り越える力を持ちますが、精神面での疲労や不安感に要注意。特に睡眠のリズムが崩れやすいため、陽光に当たり、規則正しい生活を心がけましょう。

●双子座
火星は安定感のある位置にあり、特に人間関係を活性化させます。さまざまなタイプの人との交流を通して、自分を磨けます。ただし家族をおざなりにしないように注意。

●蟹座
火星がハードな角度となり、ストレートに影響を受けます。特に仕事面で理不尽な思いをしがちに。無理に成功を追い求めるより、地盤の安定に力を注ぎましょう。

●獅子座
火星から良いパワーを受け、運勢は活発になります。多少の無理が利き、大胆なアクションを起こせます。現状に不満があるなら、自らの行動で改革しましょう。

●乙女座
木星、土星、冥王星が土台を固めているため、悪い影響は受けにくいようです。ただし金運と健康運は若干ダウンしそう。賭け事や嗜好品は控えてください。

●天秤座
対面からダイレクトに火星のパワーを受け、波乱に富んだ運勢に。特に人間関係でのトラブルが増える気配。親しい人との大衝突、詐欺師まがいな人物に要注意です。

●蠍座
火星は健康運にダメージを与えます。頭脳の酷使や、活動しすぎによる疲労に気をつけましょう。ハードなスポーツも避け、体に優しい食生活を取り入れましょう。

●射手座
良い角度の火星は、あなたの好奇心やフットワークを活性化させます。趣味や学びたいことが増えて、適度に忙しく充実した毎日に。周りに明るさを振りまいてください。

●山羊座
火に油を注ぐような状態に。ただでさえハードな毎日に加わって、小さなトラブルが絶えません。健康面も慎重になってください。家族を大事にすることが、開運のカギ。

●水瓶座
火星は運勢を安定化させます。木星と土星が同時に入る2021年に備え、さまざまな計画が持ち上がったり、準備を進められたりしそう。知識の習得がお勧めです。

●魚座
極端に運勢は下がりませんが、金運の低下には要注意。特に人間関係を通して散財が増えます。借金の申し込みにも警戒を。収支額を記録し、動きを把握するといいでしょう。

あなたの運勢は、いかがでしたか？
あなたの2020年後半が、穏やかで良い出来事に恵まれた期間になることを願っています。

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