貴乃花親方は相撲界の革命児!? 有名人で見る西洋占星術~星は人生のトリセツ~PART14 貴乃花親方 vol.2

今回は、とうとう正式に理事解任が決まった貴乃花親方の改革の星、天王星と冥王星についてみていきましょう。

前回お話したように、貴乃花親方は神の手と呼ばれるYODを持ち、生まれながら相撲界に対する大きな使命を与えられているのと同時に、実務レベルでも改革の星をもっておられるのです。

それは、ホロスコープの12の部屋のうち、第5ハウスと呼ばれる仕事の部屋に月、冥王星、天王星と3つの強力な星が集まっているからなのです。

 

月は太陽と並び、西洋占星術では非情に重要な星です。

太陽や月を含む3つ以上の星がひとつの部屋に集まることをステリウムと呼び、その部屋の表す事柄は人生において大きなテーマとなることが多いのです。

3つの星のうち、特に天王星、冥王星といった星たちは非情に強い影響力を持つ星です。
天王星は新しい時代を切り開く革命的な星であり、冥王星は破壊と再生の星なのです。
冥王星は原子力プルトニュウムを同じ語源を持つプルートと呼ばれる強力なエネルギーを持つ星です。

(貴乃花親方/画像提供・ウィキペディア)

これが実務的な意味での仕事の部屋である第6ハウスに位置しているのですから、お題目を唱えるだけのお飾りではなく、自らが小さなことから大きなことまで、しっかりと自分の仕事に関わっていくタイプであることがわかります。

また、これらの星は、非常に強いパワーを持つだけあって、暴れ馬のごとく御するのが難しい星でもあるのです。
プラスの方向に行くときのパワーが強ければ、反対にマイナスの方向のパワーも非常に強く、昨年末から今年にかけての相撲界での貴乃花親方の状況を見ていると、改革しようという気持ちがありながらも、なかなか上手くいかないのも判る気がします。

 

しかし、今年はある意味「出直し」となりましたが、いつか、また改革の狼煙をあげてくれるのではないかと思います。

今年は、対人、社交、恋愛、金運といった事柄を司る金星に対し、繰り返し、土星が真上に来てしまい、人間関係のトラブルや対人関係が上手く運ばない時期なのです。

(Kitanoumi_and_Takanohana_in_Sumiyoshi_Taisha/画像提供・ウィキペディア)

MCに対して現在の木星も来ていますから、お仕事運に関しては、悪くはないはずなのですが、人と人との関係性がものを言う事柄に関して、影響をうけてしまう可能性が高いでしょう。
まずは弟子の指導という親方の仕事に集中して、次の機会を狙ってほしいと思います。

 

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