「コエンザイムQ10」という名称を聞いたことがあるでしょうか?
こちらは元々人間の身体にもある成分なのですが、20代をすぎると、どんどん生産されなくなり、40代では「最盛期の7割程度」になってしまうといわれています。
当初は心臓病の治療薬として開発されてきた、コエンザイムQ10ですが、2001年に食品成分としての利用が認可されたことがきっかけとなり、「抗酸化力を高めるアンチエイジングのサプリメント」として一躍有名になりました。
お肌のケアに必須の成分
コエンザイムQ10は、人間が生きるために必要なエネルギー源ともいえる「ATP」を生産する「ミトコンドリアの働きを助ける役割」をもっていますので、定期的に摂取することで「抗酸化作用をもたらし、老化を抑えてくれる」といわれていますが、女性が気になる「お肌のケアにも必須の成分」なのです。
肌の酸化が進むと、「しわや、シミ」といった女性にとっては嬉しくない症状がでてくるだけでなく、肌荒れなども頻繁におこることから、最近では若返りというよりも、美容を目的としてコエンザイムQ10を摂取する人が多いともいわれています。
コエンザイムQ10の力を引き出す方法
しかしながら、摂取の仕方によっては、このようなコエンザイムQ10の魅力的な効能を引き出すことが難しいという事実があることは、意外と知られていません。
コエンザイムQ10には、「酸化型」と「還元型」の2種類が存在しています。
従来からあったものは酸化型なのですが、こちらは体内に入ってから還元型に変化することでその効果を発揮するのですが、前述したように人間は加齢とともに、コエンザイムQ10を作り出す力が弱くなっていますので、20~30代ぐらいならば、酸化型を摂取してもある程度の効果が見込めても、「それ以上の年代だとあまり効果がなくなってしまう」のです。
そこで、コエンザイムQ10をより効率よく取り込むために、「カネカ」が研究して開発したものが還元型となります。
こちらは、「ユビキノール」などとも呼ばれていますが、最初から変換されているために、年齢が高い人でもストレートにコエンザイムQ10を取り入れることができるのです。
人間の根本となるエネルギーを補給する
ミトコンドリアを補助し、ATPを生産するというのは、美容はもちろん、私たちが生きていく上で必要な「根本的エネルギーを取り入れて」いることになるわけですから、うまくコエンザイムQ10を生活に取り入れていきたいものです。
その際には、自分の年齢にあわせて、酸化型を選ぶのか、還元型を選ぶのか決めたほうがいいでしょう。
還元型は、効率はいいのですが、日本で開発されたにもかかわらず、値段が高いとうのがネックですので、そのあたりも考慮して考えることをオススメします。
Choice of coenzyme Q10.
Absorbs the fundamental energy to the body.