NYのアロマ魔女 ジュン☆中山~海外のクリスマスの過ごし方とおすすめアロマ

海外生活が長いアロマ魔女ジュン☆中山さんが、欧米のクリスマスをご紹介!

国際色豊かなクリスマスの過ごし方。
アロマを取り入れてリラックスタイムを

英国IFA認定アロマセラピスト・プラスサイズモデル文化人タレントジュン☆中山です。
私は12年ほど海外生活をしていたのですが、すむ国や場所によってそれぞれクリスマスの祝い方も若干違っていました。
まず、2年間住んでいた英国も10年住んでたニューヨークも共通するのは、クリスマスシーズンになると、みんな実家に帰り、家族と過ごすということ。
ニューヨークはユダヤ人が多くハヌカというユダヤ教の祝日があるので、メリークリスマス!というより、HAPPY HOLIDAY!とかいうキリスト教以外の人にも対応できる種類のカードが多いかも。

英国では、ちょうど私は郊外のイギリス人ファミリー宅に下宿していたので、ホントの英国式クリスマスを体験しました。広い庭付き一軒屋のリビングルームが二つ、ダイニングルーム一つ、ベッドルームは5部屋あって、バスルーム3つありました。

そこに親戚一同が集合するのです。

まるで日本のお正月みたいでした。おばあちゃん、おばあちゃんのボーイフレンド、そのお年寄りの親友、はとこ、フランス人の親戚、長男長女、それぞれのボーイフレンドにガールフレンド。そして、私の妹まで混じって、イギリス人、フランス人、中国人、日本人ととても国際色豊かなクリスマスを過ごしました。イブより25日がメインです。26日はBOXING DAYといって、冬のバーゲンセールが行われたりする、この日も祝日になります。

この時期、デコレーションした本物のモミの木の大きなクリスマスツリーの下に家族、親族一人一人それぞれが買ったプレゼントをおきます。ラッピングも自分でします。家族が多かったらとんでもない数になって、こんもりしています。クリスマスの日に開封して、ツリーは1月6日くらいまでそのままかざりっぱなしなのです。

クリスマスパーティーは25日当日で、クリスマス用のクラッカーをパーティーの人数分用意。食器がセッティングされたディナーテーブルの上にそれぞれおいてあります。筒型でキャンディーの形していて両方から引っ張ります。自分の前で腕をクロスして隣の人のクラッカーを両手に握り、いっせいに引っ張ってクラッカーをならします。クラッカーの中身は紙でできた王冠や小さいキーホルダーみたいなおもちゃ、豆知識がかいてある紙が入ってます。それで、大の大人たちが童心にかえり子供のように遊び始めます。おじいちゃんおばあちゃんまでもが!ちょっとその光景おかしかったですよ。

クリスマスのお料理は、ベークドベジタブル、ロースト七面鳥、シナモンとドライフルーツが入ってるミンスパイ、洋酒とドライフルーツがたっぷりはいった蒸しケーキみたいなクリスマスプディング、ナッツ類、シェリー酒、ポルトワインなどをいただきます。日本のお正月のように一日中飲んだり食べたり、TVで女王陛下のスピーチや番組をみたりして過ごします。

さて、こんな外国のクリスマスに欠かせないのが、香りの演出。

クリスマスツリーは本物のモミの木だったりするので、その香りも楽しめますが、やはり、クリスマスの代表的な精油の香りといえば、シナモン、オレンジ、クローブ、ジンジャー、ベンゾイン、ミルラ、フランキンセンスではないでしょうか。クリスマスには甘くスパイシーな香りのブレンドがぴったり!

■今年は簡単に作れる甘い香りのハンドメイド・アロマキャンドルに挑戦!

材料は蜜蝋(ビーワックス)100g、タコ糸、割り箸、精油(シナモンリーフ7滴スィートオレンジ10滴ジンジャー3滴)20滴。まず、耐熱容器に蜜蝋を入れ湯煎で溶かし、タコ糸をキャンドル芯用の長さに切って片方に結び目を作り、溶けた蝋の中に入れ、蝋がついたタコ糸をアルミ箔の上にまっすぐに伸ばし固めます。
ガラス容器に溶けた蜜蝋を注ぎ、割り箸(割らない)にタコ糸をはさみ容器の真ん中にタコ糸がまっすぐ入るようにして、割り箸を容器の上にかけ固定する。
蜜蝋の荒熱が取れたら精油を20滴いれ軽く割り箸でかき混ぜ、固まったら芯の長さを調節して切ります。
蜜蝋の甘い香りとシナモン&ジンジャーとオレンジの香りが心を明るく、ウキウキさせ食欲もわくので、きっと楽しいクリスマスになりますよ。

寝る前は、枕元にフランキンセンスミルラの精油を一滴づつたらしてみて。
新約聖書によるとイエスキリスト誕生のときに3人の賢者からよってプレゼントされたこの香り。そんな神聖な香りを嗅ぎながら聖なる夜を穏やかにすごしてね!

きっと心身共に浄化されることでしょう。