3年ぶりの皆既月食は、ほぼ日本全域で見られる
今日は、皆既月食。日本での今回の皆既月食は、石垣島以西の地域では月がわずかに欠けた状態で昇ってきますが(月出帯食)、それ以外の地域では部分食を始めから見ることができるようですね。ご注意。東の空を見るのですよ。欠け始めから終りまですべて見ることのできる皆既月食は約3年ぶり!
東京の場合ですが、
部分食の始め—8日18時14.5分……皆既食の始め—8日19時24.6分……食の最大(食分 *)—8日19時54.6分……皆既食の終わり—8日20時24.5分……部分食の終わり—8日21時34.7分
スピリチュアル的に見る皆既月食。
それは太陽と月のコラボエネルギー
皆既日食の日は事故が多発しやすいなど、不吉な噂もありますし、インドでは見ないようにしているという人たちもいます。それは、一重にパワーが強いということではないでしょうか? もしかしたら、興奮してみるよりも心を落ち着けてみたり、早めにお風呂に入って心落ち着けてみたり。少なくともその時間に衝動買いなどは止めた方が良さそう。
今回の皆既月食は、独立心や第一歩、リーダーシップを示す牡羊座のエリアで起きます。スピリチュル的には様々な方が、牡羊座の力に刺激され、人々は強い発進力を求めたり、改革のエネルギーも強くなると言います。今までの自分を変えて、転換をしたいと思う方にはこの皆既月食は力を貸してくれるかもしれません。
科学的にも納得して皆既月食を見つめてみよう
地球と月は太陽の光を反射して輝く天体。地球(月)にも太陽の光による陰があり、太陽とは反対の方向に伸びています。この地球の陰の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が「月食」となるわけです。
月食は、太陽―地球―月が一直線に並ぶ時、つまり満月のときだけに起こります。ただし、星空のなかでの太陽の通り道に対して、月の通り道が傾いているため、普段の満月は、地球の陰の北側や南側にそれた位置になります。つまり、満月のたびに月食が起こるというわけではないのです。
いずれにしろ、今日は満月ということは確かです。今日の場合はさらに、本陰食と言い、月がハッキリと欠けたように見えますが、そのなかでも月のすべてが本陰に入り込む「皆既月食」なのです。しかし、その間、真っ暗になるわけではなく、赤銅食に見えるわけです。「赤い月」。なんだか、オオカミの遠吠えが聞こえそうですね。