摂食障害を乗り越えてオリンピックに2度出場した鈴木明子さんの人生哲学『ひとつひとつ。少しずつ。』

摂食障害、スランプを乗り越えてオリンピックに2度出場
フィギュアスケート日本代表の鈴木明子さんの生き方とは?

3月に引退したフィギュアスケート日本代表の鈴木明子さんの書籍が大変話題になっています。

13回目の出場で全日本選手権を制し(28歳での優勝は最年長記録!)、ソチオリンピックに出場。2大会連続入賞を果たしたフィギュアスケート日本代表の鈴木明子さん。
32キロまで体重が激減した「摂食障害」を克服し、スランプを乗り越えていくつもの栄冠をつかんできました。

3月の世界選手権を最後に引退した彼女が、自身の体験をもとに、不安や恐怖を乗り越える方法を教えます。がんばっているのに成果が出ない人、生き方に迷っている人は、必読です!!

フィギュアスケート日本代表の不安や恐怖を乗り越える方法

結果が出なくてもあきらめない、日が当たらなくても腐らない。
ただ、コツコツと積み上げる――。

これを言葉にすることは簡単ですが、実際に行動するのは至難の業です。しかし、フィギュアスケート日本代表の鈴木明子さんは、地道な努力を続けて、オリンピック2大会連続入賞、28歳での全日本選手権優勝など、いくつもの栄冠をつかんできました。

2014年3月に行われた世界選手権で22年間のスケート人生に終止符を打った鈴木さんの生き方があますことなく紹介されています。

たとえば……
○目立たないことをコツコツと
○「自分がどれだけできたか」が成果
○「できない自分」を受け入れる
○心が折れてもあきらめない
○そのときの自分が決めたことを信じる
○「楽しい!」と思える方法を探す
○可能性を広げれば夢は大きくなる

がんばっているのに成果が出ない人、生き方に迷っている人にぜひ読んでいただきたい一冊です!

■ 鈴木明子さんプロフィール
愛知県豊橋市出身。
1985年3月28日生まれ。161cm。東北福祉大学卒業。
6歳からスケートをはじめ、15歳で全日本選手権4位となり注目を集める。
10代後半は体調を崩し、大会に出られない時期もあったが、2004年に見事復帰。
2006-2007ユニバーシアード冬季大会で優勝。
2009-2010グランプリシリーズ(中国)初優勝。
世界のトップ選手の仲間入りを果たす。
同年グランプリファイナルでは3位、全日本選手権では2位となり、念願のバンクーバーオリンピック代表の座を勝ち取った。
バンクーバーオリンピックは、8位入賞。多くの感動を生んだ。
2012世界選手権では、銅メダルを獲得。
27歳での世界選手権メダル獲得は、日本最年長となった。
同年の世界国別対抗戦では、日本チームを引っ張り優勝。
ソチオリンピック代表選考を兼ねた2013-2014全日本選手権では、会心の演技で13回目にして初優勝。2度目のオリンピックの切符をつかんだ。
そして臨んだソチオリンピック。初めて正式種目となった団体では、日本のキャプテンとして出場(5位)。個人戦では、オリンピック2大会連続の8位入賞を果たした。

『ひとつひとつ。少しずつ。』
著者:鈴木明子
定価:1200円+税
ページ数:160
判型:四六判
初版発行:2014/4/14
出版:株式会社KADOKAWA 中経出版ブランドカンパニー